1. トップ
  2. マンガ
  3. 【漫画】「新婦が決めた席よ。邪魔しないで」友人の結婚式で私の席を彼に回す部活仲間。彼にまで席を立たれ、立ち尽くした

【漫画】「新婦が決めた席よ。邪魔しないで」友人の結婚式で私の席を彼に回す部活仲間。彼にまで席を立たれ、立ち尽くした

  • 2026.10.20
【漫画】「新婦が決めた席よ。邪魔しないで」友人の結婚式で私の席に彼氏を座らせた部活仲間。彼氏に席を立たれ、立ち尽くした

部活仲間の卓に、友人の彼氏が

部活仲間の卓には、まとめ役の友人の彼氏が座っていました

部活仲間の卓に並んだ白い席札の中に、私の札だけがありませんでした。

私の札は、新郎の会社関係者ばかりの隣の卓に。

一方、部活仲間の卓には、新郎の会社の後輩で、まとめ役の友人の彼氏が座っていました。

高校時代のテニス部仲間5人で、同じ部活だった友人の結婚式に出席した日のことです。

5月の土曜日、会場は貸し切りのレストランでした。

新婦の希望で席次表は配らず、卓上の席札で案内する小規模な披露宴です。

まとめ役の友人は、新婦から席の相談を受け、当日の案内も手伝っていました。

以前から自分の彼氏を部活仲間に紹介したがっていた友人です。

席が違うのではないかと尋ねると、友人は眉を寄せました。

「席順は全部、新婦の希望なの。」

「私は席札に一切さわってない。」

まとめ役の友人は、新婦が手縫いしたボールは部活仲間5人の席にだけあると説明しました

友人は、自分の皿の横に置かれた黄色いフェルトのボールを、手のひらで示しました。

テニスボールほどの大きさで、新婦が手縫いした記念品です。

友人の話では、前日の夜、新婦が部活仲間の席に一つずつ置いて帰ったそうです。

「新婦が部の5人の席にだけ置いたの。」

「部じゃない人の席には置いてない。」

その言葉を聞き、まるで私だけが部活仲間から外されたような気持ちになりました。

前夜も当日の朝も卓を確認したのは自分だと、まとめ役の友人は言いました

新婦に直接確かめたい、と私が言うと、友人は首を横に振りました。

「ゆうべも今朝も、卓を見たのは私。」

新婦が帰ったあとの見回りも、当日の朝の準備も、友人が手伝っていたそうです。

会場スタッフも準備を進めていましたが、友人は自分が最後まで卓の状態を確認したと言い張りました。

同じ卓にいたほかの友人たちは、気まずそうに目を伏せています。

上司の卓の前で、言い返せず

お祝いの日の席で、私は何も言い返せずにいました

乾杯の飲み物が配られると、友人がグラスを手に、隣の卓にいる私のところへ来ました。

「新婦が決めた席よ。邪魔しないで。」

私が案内されたのは、新郎の上司の方々が座る卓です。

その目の前で騒ぎを起こせば、新郎新婦にも迷惑がかかります。

ほかの部活仲間3人も、まとめ役の友人には強く言えない様子でした。

私は卓の縁に手を置いたまま、うなずくしかありませんでした。

部活仲間の席にだけあるはずのボールが、友人の彼氏の皿の横にもありました

乾杯が済み、料理が運ばれ始めたころ、私はふと部活仲間の卓に目を向けました。

すると、友人の彼氏の皿の横にも、黄色いフェルトのボールが置かれていることに気づいたのです。

先ほどは席札ばかり気にしていて、見落としていました。しかし、あのボールは新婦が部活仲間5人の席にだけ置いたもののはずです。

私は席を立って部活仲間の卓へ近づき、彼の皿の横を示しながら、声を落としました。

「見てください。彼のお皿の横です。」

部員ではない彼の席にボールがあり、隣の卓に移された私の席には何もありません。

もしかすると、新婦が用意した席はそのままで、席札だけが入れ替えられたのではないでしょうか。

彼氏が席を立つ姿を見たまま、まとめ役の友人は立ち尽くしました

私の指摘を聞いた友人は、急に声を高くしました。

「新婦が、彼にも一つ縫っただけ!」

しかし、先ほど友人自身が「部じゃない人の席には置いてない」と説明していました。その言葉とは食い違っています。

私は隣の卓にある自分の席に目を向けました。

「私の分は、どこにもありません。」

近くにいた会場スタッフに事情を伝えると、受付に保管していた、新婦が事前に確認した席順の控えを調べてくれました。

そこには、私がテニス部仲間の卓、友人の彼氏が新郎の会社関係者の卓と記されていました。

つまり、新婦が決めた席順と、実際に置かれた二人の席札は入れ替わっていたのです。

友人は何も言い返せず、うつむいていました。

本来の席が分かると、彼氏は「俺の席、あっちだったんだな」とつぶやいて立ち上がりました。

会場スタッフの案内で、彼は新郎の会社関係者の卓へ移り、私も部活仲間の席に戻ることになりました。

自分の彼氏を部活仲間の卓に座らせたかったのでしょうか。友人は、離れていく彼の背中を目で追ったまま、空いた椅子の横に立ち尽くしていました。


※本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ