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「借金なんてみんなしてる。回せてるんだから問題ないだろ」15年間返済を続けた妻に開き直る夫。返済表を見た義母が口を開いた瞬間

  • 2026.10.19

15年間返し続けても終わらなかった夫の借金

夫の借金が分かったのは、結婚してしばらくたったころでした。

返しては借りることを繰り返し、気づいたときには金額がふくらんでいたのです。

そのときは私の両親にお金を立て替えてもらい、借入先にはなんとか返済しました。

両親にまで迷惑をかけてしまったことが、ずっと心に残っていました。

これで終わると思っていたのに、夫はその後、また借金をしました。

夫に任せたままにはできないと思い、今度は夫婦で返していくことに。

それから15年間、私は夫の借金を返し続けてきました。

ところが先日、3度目の借金が分かったのです。

その夜、私は届いた郵便を手に、居間でテレビを見ていた夫に声をかけました。

「これ、どういうこと?また借りたの?」

夫は紙をちらりと見ただけで、テレビに目を戻しました。

「ああ、それね。ちょっと足りなかったからさ」

「ちょっとって……また借金したの?どうして?」

夫は面倒くさそうにソファにもたれました。

「毎月ちゃんと払ってるだろ。いちいちうるさいな」

「払ってきたのは私でしょう。これまでどれだけ大変だったと思ってるの…」

すると夫は、悪びれる様子もなく言いました。

「借金なんてみんなしてる。回せてるんだから問題ないだろ」

その言葉を聞いた瞬間、私はもう何も言えなくなりました。

15年間、返済を続けてきた私と、夫とでは、借金に対する考え方があまりにも違っていたのです。

口で説明しても伝わらないのなら、数字を見てもらおう。そう考えた私は、これまでの返済を表にまとめました。

返済表を見た義母が夫に告げた言葉

次の休みの昼、私は夫を連れて、夫の実家を訪ねました。

居間の座卓をはさんで義母と夫が向かい合い、私はその端に座りました。

私は、これまでの返済をまとめた表を座卓に広げました。最初に私の両親に立て替えてもらった分も、そこに書いてあります。

「母さん、大げさなんだよ。ちゃんと回せてるんだからさ」

夫がそう言っても、義母は何も答えませんでした。

黙って表に目を通し、指で一行ずつ数字をたどっていきます。そして、私の両親が立て替えた分のところで、その手が止まりました。

しばらくして、義母は夫の顔をまっすぐ見ました。

「借金は、回せていれば問題ないものじゃないのよ」

「いや、母さん。でも…」

夫が言い返そうとすると、義母はきっぱりと言いました。

「でもじゃないでしょう。お嫁さんのご両親に立て替えていただいた分は、うちから返します。あなたは毎月のお小遣いから、私に返しなさい」

「えっ……いや、それは……」

夫は言葉に詰まりました。さっきまでの強気な様子は消え、膝の上で手を握りしめたまま、うつむいてしまいました。

義母は私のほうに向き直ると、座卓に手をついて深く頭を下げました。

「長いあいだ、ごめんなさいね」

その言葉に、私もすぐには返事ができませんでした。

その月から、夫は毎月のお小遣いの中から義母に返済することになりました。

帰りの電車でも、夫はうつむいたまま、ひと言も口をききませんでした。

これで夫の考え方がすぐに変わるかは分かりません。それでも、15年間続いてきた返済の重みを義母が受け止めてくれたことに、少しだけ気持ちが軽くなりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた50代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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