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「突っ立ってないで、はよ行けー!」タイムサービスの列に割り込んで怒鳴った男性客。だが、最後尾に回された結果

  • 2026.10.18

夕方の売り場で割り込んできた男性

仕事帰りに立ち寄ったスーパーでの出来事です。

夕方の店内は買い物客でにぎわい、売り場の一角ではタイムサービスが始まっていました。

私も目当ての商品を買おうと、かごを持って列の最後尾に並びました。前には何人ものお客さんがいて、列はゆっくりと進んでいました。

すると、離れた売り場から一人の男性が早足で近づいてきました。

先ほど、別のワゴンでほかのお客さんと安売りの商品を取り合っていた男性です。

男性は列を見回したかと思うと、何も言わずに私の目の前へ割り込んできたのです。

「あの、すみません。私、並んでたんですけど…」

驚いて声をかけると、男性は振り返り、不機嫌そうな顔をしました。

「こっちは急いどるんや」

それだけ言って前を向いてしまいました。

私が言い返せずにいると、男性は足先で床を何度も鳴らし始めました。列が少し止まるたびに、舌打ちまで聞こえてきます。

「なんで、こんなにとろいんや」

そして、前のお客さんが商品を選んで立ち止まった瞬間でした。

「突っ立ってないで、はよ行けー!」

突然、男性が大声で怒鳴ったのです。

前に並んでいたお客さんたちが一斉に振り返りました。

それでも男性は悪びれる様子もなく、腕を組んで前をにらんでいます。

割り込んだうえに、きちんと並んでいる人まで怒鳴るなんて。

あまりの態度に、私はあきれてしまいました。

店員が示したのは列のいちばん後ろ

そのとき、騒ぎを聞きつけた女性店員が、売り場の奥から駆けつけてきました。

「お客様、どうされましたか?」

店員に声をかけられると、男性は不満そうに答えました。

「急いどる言うとるやろ。前がもたもたしとるのが悪いんや」

そこで私は、思い切って店員に事情を伝えました。

「すみません。この方、さっき私の前に割り込んできたんです」

店員は私の話を聞くと、男性に向き直りました。

「お客様、皆さま順番にお待ちいただいています。最後尾からお並びください」

そう言って、列のいちばん後ろを手で示したのです。

「いや、でも…」

男性は何か言いかけましたが、周囲のお客さんたちの視線が集まると、言葉を止めました。

私の後ろにいた女性も、小さな声でつぶやきます。

「割り込んだのは、そっちなのにね」

男性は顔を赤くすると、それ以上何も言わず、列の最後尾へ歩いていきました。

ようやく元の順番に戻り、私はほっとしました。

その後、列は再び静かに進み始め、私も無事に目当ての商品をかごに入れることができました。

ところが、売り場を離れようとしたときです。

店員がワゴンの前に札を立てていました。

そこには「本日分は終了しました」と書かれていたのです。

ふと列の後ろに目を向けると、先ほどの男性が、札をじっと見つめていました。

さっきまで周囲を怒鳴りつけ、早く進めとせかしていた男性が、今度は黙って立ち尽くしています。

結局、急いで割り込んだことが、かえって自分の順番を遠ざけてしまったのでしょう。

私は何とも言えない気持ちになりながら、静かに売り場をあとにしました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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