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思春期にはファストフードに入り浸っていた子どもたちが、成人してから興味を持ったことは…【タベコト in Berlin・135】

  • 2026.10.18

 ベルリン在住で6人の子どものお母さん。モデルとして活躍する傍ら「台所から子育て、暮らしを豊かに」をコンセプトに、オンライン講座とウェブサイトを主宰している日登美さんによる、「食」からはじまるエッセイです。

子どもたちの食生活

6人の子どもがいる私ですが、上の4人はすでに成人し、ほとんどの子どもがひとり暮らしをするようになりました。先日はひとり暮らしの息子からおやつに作ったゼリーが美味しかったとテレビ電話がかかってきました。自炊をしているのは知っていましたが、まさかおやつまで作っているとは! しかも砂糖不使用、オーガニック食品で。いつの間にそんなふうになったのか!?

ひとり暮らしを始めてから、食の大切さ、健康であるために何を食べるか、ということに興味を持った息子は今になっておすすめのスーパーや食材を聞いてくることが多くなりましたが、人生ってほんとにわからないものです。

こんなふうにご飯食べさせてた日が懐かしい……。

考えてみれば、食育はやってきたけれど、思春期になったらまるで反動のようにファストフードに入り浸り、清涼飲料水をやたらと飲みまくっていたあの頃。それでも「自分で決めることが大事だから」と思う存分やらせておいたら(もちろんヤキモキしながら、叱言〈こごと〉を言いながらでしたが……)随分かかりましたが、20歳を過ぎて自分でヘルシー食卓に戻ってきたのでした。恐るべし食育!

思春期、ジャンクフード続きの子どもらにせめてお弁当を作っていた。唐揚げなら手作りでも食べてくれたなぁ。

思春期頃になると、子どもは親の言うことなんか聞きません。自分の人生は自分で決めたい、って思うようになります。食もそのうちの一つでした。だからもう私が作るようなヘルシーご飯は食べないのかもしれない、なんて思っていたのですが、気がついたらきょうだい全員美味しくヘルシーなご飯を好む大人になっております。不思議!!

デザートにゼリーを作って電話してきた息子。嬉しそうなわたし。こんな日が来るとは!!

好き嫌いがあったり、お野菜食べなかったり、食べむらがあったり、子どもの時期の食事って本当にいろいろ大変なことがあると思います。最初は気になって頑張った時もあったけど、自然なものを食べさせることだけ大事にしたのが良かったかなと振り返って思っています。まぁ我が家のケースなのですが、本当に大事なことって食育でも子育てでもそんなに複雑なことではないのかもしれません。

実家に帰って来ればやっぱり集まる場所は台所、という我が家。
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