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「次はあなたの番ね」外食代を交互に払う夫婦。妻が見せてくれた携帯電話のメモに、夫が思わず頭をかいた理由

  • 2026.10.17

交互に払えば公平だと思っていた

結婚してから、妻と私は外食代を交互に払うことにしています。

毎回細かく割り勘にするより、どちらかがまとめて払うほうが楽だからです。

もうひとつ決めていたのが、お店を選ぶのはその日に支払う人、というルールでした。

私の番になると、選ぶのは決まって行きつけのラーメン屋です。

仕事帰りに食べる熱々のラーメンは格別で、何度行っても飽きません。

「ああ、やっぱりここのラーメンはうまいな」

「うん、おいしいね」

隣で食べている妻も、いつも笑顔でした。

妻の番になれば、今度は妻が好きなお店を選びます。私はどこへ行くのか楽しみにしながら、ついていくだけです。

お互いに好きなお店を選べて、支払いも交互。ずいぶん公平なルールだと、私は満足していました。

ところがある夜、妻が見せてくれたものをきっかけに、少し考えが変わったのです。

妻の携帯電話に並んでいた意外な記録

その夜、居間のソファでくつろいでいると、妻が携帯電話を持って隣に座りました。

「次はあなたの番ね」

そう言って、楽しそうに画面を見せてきます。

「なに、これ?」

「外食の記録。どこに行ったか、忘れないようにメモしてたの」

画面には、これまでふたりで行ったお店と、どちらが支払ったのかが書かれていました。

「へえ、こんなのつけてたんだ」

感心しながら眺めていた私は、あることに気づきました。

私が払った日はラーメン。妻が払った日は焼肉。

その前も、私がラーメンで妻が焼肉。さらにさかのぼっても、同じ組み合わせが続いています。

「あれ、俺、ラーメンばっかりだね」

思わず笑ってしまいました。

もちろん、妻が焼肉を選んでいることは知っていました。でも、こうして記録を並べて見ると、ずいぶん違って見えます。

支払う回数は同じでも、食事代まで同じとは限りません。

私は自分の好きなラーメンを食べて、すっかり公平なつもりになっていたのです。

そんな私の顔を見て、妻も笑い出しました。

「別に怒ってないよ。あそこのラーメン、おいしいし」

「いや、でもさ……」

言い返す言葉も見つからず、私は照れくさくなって頭をかきました。

次の私の番に選んだお店

次に私が外食代を払う番になった日、妻には行き先を告げずに焼肉店を予約しました。

仕事帰りに待ち合わせてお店に入ると、妻は目を丸くしました。

「えっ、焼肉?どうしたの、急に」

私は少し照れながら、網の上に肉を並べました。

「この前のメモ、見たからさ」

それを聞いた妻は、声を上げて笑いました。

「あはは!気にしてたの?」

「まあ、ちょっとね」

妻はうれしそうに笑いながら、焼けた肉を食べていました。

帰り道、妻は携帯電話を取り出すと、いつものメモに何かを書き加えました。

そして、私に画面を向けてきたのです。

そこには、新しく一行だけ増えていました。

「夫の番、焼肉。はじめて」

妻はその一行を指さして、満足そうに笑っていました。

どうやら、私が思っていた以上に喜んでくれたようです。

あのメモを見なければ、私は今でも何も考えずにラーメン屋を選び続けていたかもしれません。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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