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【漫画】「2時間で1万円も捨てる気か」パート代で取ったコンサートを責める節約自慢の夫。紙袋の中身を前に立ち尽くした

  • 2026.10.17
【漫画】「2時間で1万円も捨てる気か」パート代で取ったコンサートを責める節約自慢の夫。紙袋の中身を前に立ち尽くした

節約自慢の夫と、1万円のチケット

節約が自慢の夫は、同じ物を2つ買うのは無駄だと言いました

結婚して8年。会社員の夫は節約が自慢です。昼は家から水筒にお茶を入れて持っていき、缶コーヒー1本も買いません。

11月の終わりの夜、寝室でタオルをたたみながら、だいぶ薄くなったし、替えをもう1組買おうかな、と言いました。

部屋に入ってきた夫は、すぐに首を横に振りました。

「同じ物を2つ買うのは無駄だ。」

「俺は水筒1本を10年使ってる。」

チケットの話をすると、夫は1万円も捨てる気かと怒りました

いつもの話です。私は聞き流し、ずっと言えずにいたことを切り出しました。

パート代を少しずつためて、好きな歌手のコンサートのチケットを取ったのです。2時間の公演で、1万円でした。

「2時間で1万円も捨てる気か。」

「今すぐ取り消せ。」

夫は、この1年、自分の物は何ひとつ買っていないと言いました

自分のパート代で、と言いかけると、夫は腕を組んで私をにらみました。

家の金も自分の金も同じ、節約もできないのか、と言うのです。夫は自分のためなら、100円でも使わないそうです。

「この1年、何ひとつ買ってない。」

「安くても、要らない物は無駄。」

家計は夫が握っていて、私の稼ぎは夫よりずっと少ないのです。

私は何も言い返せず、うつむきました。

この1年、何ひとつ買っていない

紙袋から、同じ紺色の新品の水筒が6本出てきました

その日の昼間、夫の服をしまうとき、夫の側のクローゼットの奥に、見慣れない無地の紙袋がいくつも増えているのに気づいていました。

中は見ていません。何ひとつ買っていないと言うなら、あの袋が何なのか、二人で確かめたかったのです。

私はクローゼットから紙袋を3つ出し、ベッドの上で中身を一つずつ取り出しました。出てきたのは、同じ形、同じ紺色の水筒が6本。どれも傷ひとつない新品です。

「安かったんだ。1本2000円だ。」

「安くても、無駄は無駄。」

予備だと言う夫に、10年もつ1本に予備は要らないと返しました

6本で1万2000円。私のチケットより高い買い物です。夫は両手を振って、声を張りました。

「全部、予備だ!」

「10年もつ1本に、予備は要らない。」

同じ物を2つ買うのは無駄、のはずでした。

夫は、今月は週末のセールのたびに2本ずつ買い足したと白状しました。

セールで安く買えるのがうれしくて、つい手が出たそうです。節約自慢の手前、私には言えなかったのです。

私はあきれてしまいました。自分は安いという理由だけで必要以上に買っていたのに、私がパート代をためて楽しみにしていたコンサートは無駄だと言うのです。

夫の言う節約が、急に身勝手なものに思えてきました。

5本は返品しようと言うと、夫は紙袋を手に立ち尽くしました

私は5本の水筒を紙袋にまとめ、夫に渡しました。

1本は、水筒を持っていない私がもらいます。これなら同じ物の2つ目ではありません。

「5本は、返品しよう。」

どれも今月、駅前の同じ店で買ったばかり。

購入から30日以内で、未使用かつレシートがあれば返品できる店です。

レシートがあるか尋ねると、夫は財布から購入時のレシートを取り出しました。水筒はどれも使っておらず、包装や付属品も残っていました。

5本でちょうど1万円。

返品できれば、私がパート代をためて買ったチケットと同じ金額が家計に戻ります。

夫は自分の買い物を棚に上げ、私の楽しみだけを無駄だと責めていたのです。

「チケットの話は、それでおしまい。」

返品には、明日あなたが行って。

そう付け足すと、夫は紙袋の持ち手を下げたまま、その場で立ち尽くしました。

何か言い返そうと口を開きましたが、結局、言葉は出てきませんでした。私はようやく、自分のお金で楽しむことまで責められる必要はないのだと思えました。


※本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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