1. トップ
  2. チャールズ国王、弟の尻ぬぐいで巨額の支払い!?

チャールズ国王、弟の尻ぬぐいで巨額の支払い!?

  • 2026.10.15
Max Mumby/Indigo / Getty Images

イギリスの「元王子」、アンドルー・マウントバッテン=ウィンザー氏が再び、メディアを騒がせています。理由は、長年暮らしていたウィンザー城に近い大邸宅、ロイヤル・ロッジを巡る「お金の問題」です。アンドルー氏が邸宅からの退去に伴って請求されていた莫大な金額は、兄のチャールズ国王が私的に所有する資産から支払ったといいます。

君主が所有する土地を管理するクラウン・エステートが公表したところによると、ロイヤル・ロッジの賃貸借契約の解除の時点で、邸宅の原状回復(修繕)に必要な費用と算定されたのは、180万ポンド(約3億7600万円)でした。

元王子は2003年に契約を結んだ際、修繕費用として前払いで750万ポンド(約15億6800万円)を支払っていたため、期間満了前の契約解除によって30万2000ポンド(約6300万円)の返金を受けられることとなり、最終的にクラウン・エステートに支払うべき金額は、約150万ポンド(約3億1300万円)となっていました。

クラウン・エステートはプレスリリースで、期間満了の時期より50年早く賃貸契約が解除されたロイヤル・ロッジについて、「この物件による新たな経済価値の創出と、国への貢献を実現するための活用方法を検討する」と述べています。元王子は入居後、「ペッパーコーン・レント(コショウの実の賃料)」と呼ばれる「わずかな額の賃料」を支払っているだけだったとされています。

アンドルー元王子とチャールズ国王、2025年9月撮影 Max Mumby/Indigo / Getty Images

アンドルー元王子は2026年2月、少女買春などの罪で起訴され勾留中に死亡したアメリカの富豪、ジェフリー・エプスタイン元被告に関連した疑惑がまた新たに報じられる中、ロイヤル・ロッジから退去しました。現在は、チャールズ国王が所有するサンドリンガム・エステート内に建つより小規模な邸宅で暮らしています。その元王子の生活費は、ロイヤル・ロッジへの巨額の支払いを肩代わりした国王が負担しています。

いっぽう、アンドルー氏は同じ2月、エプスタイン元被告に機密情報を漏らした疑いで逮捕(その後すぐに釈放)されましたが、その際にテムズ・ヴァレー警察が家宅捜索のために取得した令状は「違法だった」として、司法審査を申し立てていました。

王室はこれに関して、チャールズ国王が「提供した資金が法的措置を講じるために使用されることを望んでいない」ことを明らかにしています。

裁判所はすでに、「警察の令状は無効だった」とするアンドルー氏の主張を認め、警察側も不備を認めています。ですが、「元王子による公務上の不正行為の疑い」については現在も、捜査が継続されています。そして、アンドルー氏は一貫して、自らの不正行為を否定し続けています。

From TOWN&COUNTRY

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ