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【漫画】「6000円のと、タダで替えて!」ワインを不良品扱いし倍の品をねだる女性客。私の問いかけで、顔が真っ赤に

  • 2026.10.13
【漫画】「6000円のと、タダで替えて!」ワインを不良品扱いし倍の品をねだる女性客。私の問いかけで、顔が真っ赤に

昨日のワインが不良品

夕方、女性客が昨日買ったワインを不良品だと持ってきました

駅前の商店街にある、小さなワインショップ。私はここで働いて3年になります。

平日の夕方、店番は私1人でした。レジのカウンターに、昨日ロゼを買っていかれた、50代くらいの女性のお客様が白い箱をどんと置きました。

贈り物用の、ふたをかぶせる細長い箱です。

「昨日のワイン、不良品よ!」

昨日この店で買った、3000円のロゼだと言います。確かに昨日、私がこの白い箱に入れてお渡しした1本です。

「申し訳ございません」

事情も聞かないうちに、私は深く頭を下げていました。

女性は、家で開けたら半分漏れて箱まで濡れたと言いました

女性は箱のふたに片手を置いたまま、早口で続けます。

「家で開けたら、半分漏れてたの」

「この箱まで、びしょびしょよ」

テーブルも床も拭く羽目になった、友人を呼んだ集まりが台なしだと、声はどんどん大きくなりました。

私は、申し訳ございませんと繰り返すことしかできませんでした。

女性は、倍の値段のワインとタダで替えるよう迫りました

女性は奥の棚の、倍の6000円のワインを見て、私に向き直りました。

「6000円のと、タダで替えて!」

掃除までさせられたのだから、それくらい当然だと言います。

「同じ品でしたら、すぐに…」

言い終わる前に、隣から声がしました。取り置きの品を受け取りに来た、年配の男性客です。

早くしてあげなさいよ、漏れた品を売ったのは店なんだから、と男性は女性の側について私を急かしました。

別のお客様まで待たせているのは私。強く言える立場ではありませんでした。

交換の前に

交換の前に、私は箱の中を確かめることにしました

それでも、交換するには品物を確かめなければなりません。

私が箱に手を伸ばしても、女性はふたに手を置いたままでした。

「急いでるの。早く包んで」

「中を確かめるのが交換の決まりです」

女性がしぶしぶ手を離したので、私はふたを持ち上げ、カウンターの脇に置きました。

ワインは口元まで入っていて、箱の中も乾いていました

私は中の瓶を取り出し、2人に見えるよう、ふたを外した箱の横、カウンターに立てて置きました。

透明な瓶の中で、薄いピンクのロゼが口元までたっぷり入っています。

コルクを覆う銀色の封も、破れていません。

白い箱の内側には、しみ1つありませんでした。

「中身は口元まで入っています」

「封も切れず、箱も乾いています」

女性は顔を真っ赤にして、何も言い返せなくなりました

隣の男性が、瓶を見てから女性の横顔へ目を移しました。

女性の顔が、みるみる赤くなりました。

「箱は、拭いて乾かしたのよ…」

「中身は、どこから戻ったんですか?」

女性は口を開いたまま、次の言葉が出てきません。

半分漏れて、この箱までびしょびしょ。そう言い切ったのは、女性自身です。

女性の側にいた男性が、半分ねえ、と小さくつぶやきました。

女性は真っ赤な顔で箱を抱え、交換も受け取らずに足早に店を出ていきました。

私は男性に向き直り、お待たせしましたと頭を下げました。


※本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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