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「あなた、こういうの得意でしょ?」お菓子の準備を任せきりのママ友。3回目の係決めで明らかになった負担の偏り

  • 2026.10.13

下駄箱の前で渡された、次の会のメモ

小学3年生の息子のクラスに、行事の準備を何かと私に任せようとするママ友がいます。

最初のお楽しみ会で、景品のお菓子を30袋用意することになったときも、帰りぎわに呼び止められました。

「お菓子の買い出しも袋詰めも、全部お願いね」

「えっと、買い出しも私がやるんですか?」

「そうそう。私、仕事があるから。あなたなら安心だし、お願いね」

そこまで言われると断りづらく、結局、引き受けてしまいました。

週末に1人でお菓子を買いそろえ、その夜は台所で30袋を詰めました。

思った以上に時間がかかり、ようやく終わったころにはぐったりしていました。

そして会の当日。両手に景品の袋を提げて学校の昇降口へ入ると、下駄箱の前にいたママ友が声をかけてきました。

「あ、お疲れさま!これ、次の会の分ね」

差し出されたのは、次のお楽しみ会で使うお菓子の種類と数を書いた紙でした。

「えっ、次もですか?今度はみんなで分担したほうがいいと思うんですけど…」

「えー、あなた、こういうの得意でしょ?私は仕事があるし、今回もお願いしたいな」

ママ友はそう言って、手提げ袋の持ち手を握る私の手に紙を押しつけました。

そのまま靴を履き替えて帰っていく背中を、私は呆然と見送るしかありませんでした。

3回目の係決めで、学級委員が口にした言葉

2回目のお楽しみ会も、結局30袋を1人で準備しました。

翌朝、学校へ袋を運ぶのを手伝ってくれたポニーテールのお母さんが、廊下でそっと話しかけてきました。

「あの人に頼まれたんでしょ?実は私も、違う行事で似たようなことがあったの」

「えっ、そうだったんですか…」

私だけではなかったと知って驚く一方で、このままでは次も同じことになる気がしました。

そしてお楽しみ会を前に、放課後の教室で保護者の集まりが開かれました。

集まったのは5人。私はママ友の向かいに座っていました。

学級委員のママが係の表を広げると、例のママ友が真っ先に口を開きました。

「景品は、いつもの人でいいんじゃない?慣れてるし」

そう言いながら、こちらを見ています。

また私に任せるつもりなのだと分かりました。

そのとき、学級委員のママが言いました。

「ちょっと待ってください。今回は、前に誰が何を担当したか、確認してから決めませんか?」

私は思い切って口を開きました。

「私、前の2回とも景品を担当しました。買い出しも袋詰めも、全部1人でやっています」

すると、ポニーテールのお母さんも続けました。

「私も運動会の飲み物を1人で用意しました。頼まれて、結構大変だったんです」

もう1人のお母さんも、前の会の飾りつけを1人で担当したと話しました。

それを聞いたママ友は、少し困ったような顔をして言いました。

「でも、私だって仕事があるから…」

学級委員のママは、落ち着いた声で返しました。

「お仕事があるのは分かります。でも、ほかの方も都合をつけて準備してきたんですよ。今回は、まだ係を担当していない方にお願いしたいです」

ママ友は何か言いかけましたが、結局、何も言いませんでした。

学級委員のママが係の表を確認し、景品の買い出しと袋詰め、30袋の欄にママ友の名前を書き入れました。

それまで私に仕事を任せていたママ友は、すっかり黙り込んでいました。

集まりが終わると、ママ友は誰とも目を合わせずに教室を出ていきました。

私も昇降口へ向かいながら、ようやく肩の力が抜けた気がしました。

最初から無理をして引き受けず、もっと早く分担について話せばよかったのかもしれません。

それでも、みんなの前で自分の負担を伝えられたことで、少し気持ちが軽くなりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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