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【徳島県徳島市】男女別専用フロアを備えたキャビンホテル「TO。hotel」OPEN!客室や朝食にこだわり

  • 2026.10.12

かたちとことばデザイン舎は、10月8日(木)、徳島県徳島市大道に、男女別専用フロアを備えたキャビンホテル「TO。hotel(トマルホテル)」をグランドオープンした。

設計・運営はかたちとことばデザイン舎

「TO。hotel」は、設計から運営まで、地元・徳島で活動する一級建築士事務所であるかたちとことばデザイン舎が担っている。

代表の高橋氏は、自身がさまざまな地を旅し、その土地の人たちから多くのことを学んできた経験から、教育の本質は「まちで学ぶ」ことだと考え、人々が混じり合い交流できる「ホテル」を作りたいと思うようになったそう。

同時に建築士として「使われていない建物を街の資産としてどうにかしたい」という課題意識もあり、2023年に地域の空きビルを購入した。

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施工前のビルの様子[/caption]

全面改修にはかなりの時間と資金を要することは明らかだったが、

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元々あった構造をいかした新しい空間[/caption]

「日常と非日常が混じり合う交差点」として最適な立地と、縦にも奥にも細長くコンパクトな構造、

そして眉山が見渡せる小さな屋上に高橋氏魅力を感じたという。

作り上げていくプロセスを教え子である学生たちの実践の場としても活用しながら、今夏ようやく準備が整い披露された。

それから約2カ月のプレオープン期間を経て、このたびグランドオープンする。

ホテル名の意味

「TO。(トマル)」という名前は、日本語の「泊まる」「止まる」「留まる」、そして英語で「〜しすぎる」の意味をもつ「too」にもかかっている。

忙しい日常の中でふと足を止めて立ち止まり、少しの間ここに留まり、自分を見つめ直す時間であってほしい。そしてちょっとやりすぎなくらい、ここで混ざり合う人たちに向き合いたい。アルファベットの「O」は上から、日本語の句点の「。(マル)」は下から書くように、「里に入りては里に従う」の精神で、地域の当たり前に寄り添って、暮らすように泊まってほしいという願いが込められている。

3階建てのビルをモチーフにした3つの丸に収め、直線と曲線を使った建築士らしいロゴだ。

客室スペースは、光の入り方や素材の質感を追求

客室スペースは、光の入り方や素材の質感を徹底的に追求し、無駄な装飾やノイズを削ぎ落とした「素の空間」として設計。

従来カプセルより1.5倍ほど広く、身体感覚にもっともフィットする「巣箱」であり、何もない白いキャンバスという意味での「素箱」でもある。

各階に1部屋ずつある「ツインルーム -futari-」は、ベッド2台にミニキッチンを備え、コーヒーを淹れたりちょっとした軽食を味わったりもできる個室。

料金は一室一泊14,000円〜で、定員は1〜2名だ。

上下二段組の「スタンダードキャビン -subako-」は、男性フロアに9室、女性フロアに11室用意。

木枠のあたたかみを感じるキャビンには、充電用コンセントも備えられている。料金は一人一泊5,500円〜。定員は各1名。

同じキャビンエリア内の男性フロアに2室、女性フロアに1室、少し贅沢な「スーペリアキャビン -hikari-」も。二段組キャビンから切り離された天井の高い空間で、小窓からやわらかい光が差し込む。

料金は一人一泊6,000円〜で、定員は各1名。

各フロアのこだわり

また、1階は宿泊客と地域の人が交わるシェアラウンジになっており、入口付近には、徳島を拠点に活動するクリエイターやアーティストの作品や写真、デザイン関連の本などを展示する「まちのシェアギャラリー」機能も。

手前にはシェアキッチンとカウンター席も併設されている。

プロ仕様のキッチンが入っているため、地域の飲食店の人やシェフが料理をふるまうことも可能だ。

今後は、食をきっかけにした交流イベントや料理教室も開催していくという。

1階の設計は、特にまちとの繋がりを意識。大きく取った窓が、交差点に対して斜めにひらくようになっている。

交差点を行き交う人々はラウンジを覗くことができ、逆にラウンジ内からは交差点の様子を広く見ることもできる。

2階の個室は、狭い空間を逆手に取り、すれ違うときに譲り合いやコミュニケーションが生まれるように通路幅や洗面・シャワースペースの配置を工夫。

徳島杉や、地域の伝統工芸・藍染の杉板を使用するなど、地域らしさを感じられる遊び心も取り入れられている。

朝ごはんにも注目

さらに、「TO。hotel」が特に力を入れているサービスが「朝ごはん」だ。

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地域の野菜やすだちなど、地のものを使った朝ごはん[/caption]

朝食はオプションではなく宿泊費に含まれており、地元徳島の食材を取り入れた身体にやさしい特製モーニングをすべての宿泊客に提供している。

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地域のシェフが作るスペシャルモーニング(不定期)[/caption]

メニューは季節によって変わり、ときには地域のシェフがスペシャルモーニングを作ることもあるそうなので、何度来ても楽しめる地域の味覚を楽しめる。

この機会に、暮らすように泊まる「TO。hotel」をチェックしてみては。

■TO。hotel 住所:徳島県徳島市大道3-46 客室タイプ:プライベートツイン(個室)2室/キャビン(女性12キャビン・男性11キャビン) 公式サイト・予約:https://tomaruhotel.jp 公式Instagram:https://www.instagram.com/tomaru_hotel

(佐藤ゆり)

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