1. トップ
  2. マンガ
  3. 【漫画】「静かにしろ!」とフォークを落とした5歳の息子を怒鳴る隣の客。だが、私が差し出した紙ナプキンで説教が崩壊

【漫画】「静かにしろ!」とフォークを落とした5歳の息子を怒鳴る隣の客。だが、私が差し出した紙ナプキンで説教が崩壊

  • 2026.10.12
【漫画】「静かにしろ!」とフォークを落とした5歳の息子を怒鳴る隣の客。だが、私が差し出した紙ナプキンで説教が崩壊

休日のファミレスで

休日のお昼、私は5歳の息子と2人でファミレスに入りました

土曜日のお昼、5歳の息子と2人で、近所のファミレスに入りました。夫は休日出勤です。

案内されたのは、壁ぞいのソファ席。隣のテーブルでは、60代くらいの男性が1人、同じソファに座って腕を組み、料理を待っていました。

息子がハンバーグを食べようとした時、小さな手からフォークが滑り、床で高い音を立てました。私が慌てて拾い上げた、その時です。

「静かにしろ!」

「すみません!」

息子がフォークを落とすと、隣の席の男性が怒鳴りました

店員さんに新しいフォークを頼むと、男性は体ごとこちらを向き、もう一度声を張り上げました。

「親のしつけがなってない!」

近くの席の人たちが、いっせいにこちらを振り返ります。

「申し訳ありません。」

息子は肩をすくめ、私の腕にぎゅっとしがみつきました。

男性は息子の口元を見て、親のしつけが悪いと言い切りました

男性は息子の顔をじろりと見て、鼻で笑いました。

息子の口の周りには、ハンバーグのソースが少し付いています。

「口を汚す子は、親のしつけが悪い。」

「俺は口の周りを汚したことがない。」

子どものころから一度もない、食べ方を見れば親が分かる、と男性は胸を張ります。

私は紙ナプキンで、黙って息子の口をふきました。

親の顔が見たい、と言われて

隣の男性は麺をすすりながら、聞こえよがしに言いました

そこへ、男性のナポリタンが運ばれてきました。

隣から、麺をすする大きな音が聞こえてきます。その合間に、聞こえよがしな声がしました。

「親の顔が見たいね。」

「…すみません。」

言い返したい気持ちはありました。

でも、先に音を立てたのは、本当にこちらです。子どもを1人で連れた私が騒ぎを大きくすれば、怖い思いをするのは息子です。

私は息子の肩を抱き、うつむきました。

男性の口の周りは、ナポリタンで真っ赤に汚れていました

隣でフォークを置く音がして、私はようやく顔を上げました。

ナポリタンが来てからはうつむいてばかりで、男性の顔は見ていませんでした。

私はテーブルの紙ナプキンを1枚取り、通路側へ一歩出て、男性の席の前に立ちました。男性がこちらを見上げます。

「何か文句でもあるのか?」

口の周りから両方の頬まで、ナポリタンの赤いソースがべったり付いていました。私は、まっさらなナプキンを差し出しました。

「お口の周り、真っ赤ですよ。」

口の周りを汚したことがない、とおっしゃいましたよね。そう続けると、近くの席から、くすっと笑う声がもれました。

赤く染まったナプキンを手に、男性は言葉に詰まりました

男性はナプキンを奪うように取り、口をぬぐいました。白いナプキンが、みるみる赤く染まります。

「食べれば誰でも汚れるだろ…。」

「口を汚すのは、しつけのせいでは?」

男性は口を開きかけ、そのまま閉じました。耳まで赤くした男性は、ナポリタンを半分残したまま伝票をつかみ、足早にレジへ向かいました。

「さ、食べよう。」

息子はうなずいて、新しいフォークを握りました。


※本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ