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「旦那さんが大手でいいなあ」会うたび夫の収入を探るママ友。だが、幼稚園の門の前で別のママが返した一言

  • 2026.10.12

会うたびに、夫の勤め先を聞かれた

5歳の息子を家の近くの幼稚園に通わせています。

同じクラスには、30代後半くらいの、いつもよく笑うママ友がいます。

最初は気さくな人だと思っていたのですが、お迎えで会うたびに、なぜか夫の仕事やわが家のお金の話になるのです。

「旦那さんが大手でいいなあ。うちは家賃だけでぎりぎりなの」

「そんなことないよ。うちも普通だよ」

笑って返しても、話は終わりません。

「おうちは持ち家?」

「夏休みはどこに行くの?」と、質問は少しずつ細かくなりました。

ある日には、こんなことまで聞かれました。

「ねえ、ボーナスって何か月分くらい出るの?」

「さあ…そのへんは夫に任せてるから」

答えを濁すと、ママ友はため息をつきました。

「いいなあ。うちなんて、小さい車を1台持つのがやっとだよ」

私も自分から家計の話をしたいわけではありません。

何度かわしても聞かれるので、お迎えの時間が少し気重になっていました。

横にいたママが、笑顔で返した一言

ある日、幼稚園の門の前で、40代くらいのさっぱりした雰囲気のママと話していました。

近くには、同じクラスのお母さんがほかに2人います。

子どもたちは、門の内側の園庭で遊んでいました。

そこへ例のママ友が来て、私の正面に立ちました。

「もう、隠さなくてもいいのに。お給料もいいんじゃない?」

周りのお母さんたちが、こちらを見ました。

まるで私が何かを隠しているような言い方に、思わず言葉が詰まります。

すると、隣にいた40代くらいのママが、笑顔で口を開きました。

「そう言うけど、あなたのとこもご主人が外車に乗ってるって話してたよね。お子さんも私立小学校の受験準備をしてるって」

「あ……うん、まあ……」

いつもすらすら話すママ友が、急に言葉を探し始めました。

そばにいたお母さんの1人も、「え、そうなの?」と驚いた様子です。

隣のママは、穏やかな声で続けました。

「それに、人のお給料のことは、そこまで聞かなくてもいいんじゃない?」

ママ友はかばんのひもを握り、目をそらしました。

「……あ、ちょっと用事があるから」

そう言って園庭にいる自分の子どもを呼び、手を引いて足早に帰っていきました。

あとで隣のママに聞くと、ママ友はほかのお母さんたちにも、外車や受験準備の話をしていたそうです。私はその話を初めて知りました。

翌日から、ママ友に夫の仕事やお金のことを聞かれることはなくなりました。門の前で目が合っても、軽く会釈して、すぐにほかのほうを向きます。

一方、隣のママは相変わらず、私を見つけるといつものように手を振ってくれます。あの日、何も言えなかった私に代わって声をかけてくれたことを、今でもありがたく思っています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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