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こども園に通うのは最高96歳!「えんじょい組」で交流 アクティブシニアの日常とは

  • 2026.10.11

人生100年時代。
年齢を重ねても笑顔と活力にあふれるシニア世代がいます。

サッカーで汗を流す90歳の男性や、こども園で園児と交流する96歳の女性など、北海道で生き生きと人生を楽しむ姿に迫ります。

ヘディング見せる『90歳のストライカー』

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9月に札幌で開かれた、北海道シニアサッカー連盟が主催する75歳以上のサッカーリーグ。
前・後半あわせて40分の戦いです。

フォワードの松浦信夫さんは、8月に88歳の米寿を迎えました。
現在は美唄市の病院で、小児科の非常勤医師として勤務し、健康維持のためにサッカーを続けています。

「サッカーをするためには走れないとダメ。そのために、日頃の生活を節制して、夕食後は食べないとか、毎日6000歩くらいは歩く」

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相手チームのセンターフォワード、伊賀猛さんは、さらに上の90歳です。
40代のときにシニアチームに入団しました。

「続けないとやっぱりダメ。年だからといってやめちゃうとそこで終わっちゃうので。この年になっても友だちがたくさん。いい人生を送っているなと思う」

毎日30分程度、フィットネスバイクやランニングマシンで体を鍛えているといいます。

最年長ストライカーの伊賀さんに、この日、最大のチャンスが訪れます。

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90歳のヘディング!

ヘディングを試みますが、ここはタイミングが合いませんでした。
足がもつれる選手がいる中、伊賀さんは最後まで年齢を感じさせないプレーを見せました。

伊賀さん(90)は「きょうの一番のプレーはヘディング。来年、満91歳でもやりたい」と話します。

北海道シニアサッカー連盟によると、現在、80歳以上が8人が所属していて、3~4年後には『80リーグ』を立ち上げる計画もあるそうです。

65歳以上のクラス『えんじょい組』

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続いて、カメラが向かったのは胆振の安平町です。

「はやきた子ども園」に、2025年、新しいクラスが開設されました。
65歳以上が対象の、その名も『えんじょい組』です。

出席帳にシールを貼ったら、まずは血圧を測って健康チェックです。

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登園は、週に1回。
午前10時から午後1時までの3時間、園児と一緒に公園を散歩したり、乗馬や読書など自分がやりたいことに打ち込みます。

この日は、10月のイベントの飾りつけを作りました。
給食の時間も、楽しみのひとつです。

稲垣英子さん(78)は「いつもどこにいっても老人の世界しか知らなかったけど、ここに来ると子どもたちや先生たち、若い世代のお母さんたちが来たり、社会とつながっている感じがする」と話します。

最高齢は諏訪幸子さん、96歳です。

諏訪さんは「家に一人でいると頭がね、やっぱりみんなとお話ししないと。小さい子を見ていると自然と心が和んで楽しい」と話します。

高齢者にとっては、こども園での交流が孤独感の解消にもつながっています。

震災で気づいた『地域の人とのつながり』

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そんな『えんじょい組』を開設するきっかけとなったのは、2018年の胆振東部地震でした。

「はやきたこども園」は、お泊まり保育中に被災しました。
震災当時は地域の人が園に避難したり、地域の人に支えられて復興が進んだといいます。

はやきた子ども園の福田剛園長は「震災を通じて地域の人とつながるのをすごく意識した。何かできることはないかと考え『えんじょい組』を創設した」と明かします。

当初は4人でスタートした『えんじょい組』も、いまは定員10人を上回る15人が在籍。
地域の交流拠点になっています。

「筋トレの大切さを伝えたい」 83歳の『先生』

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札幌市では、こんな企画があります。西区の生涯学習センター「ちえりあ」で開かれている『ご近所先生企画講座』です。

キャリアや人生経験豊富な市民が『先生』となって、技術や知識を市民に伝えてもらおうという講座です。

ヨガやダンス、パソコンや英会話の講師など、現在約800人の市民講師が登録されていますが、80歳以上の講師が4人登録されています。

そのうちの1人、嘉指毅先生(83)が担当する講座は『70代からの大切な体操と筋トレ』です。

札幌市職員として働いていた34年前、交通事故に遭い、医師の指導のもとリハビリに励み完治した経験から筋トレの大切さを知り、市民に伝えたいと一念発起。

今では年に数回、「ちえりあ」で講座を開いていて、「分かりやすい」と人気だということです。

取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke読者編集部ぬまぬま

※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年9月18日)の情報に基づきます。

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