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250円の値付けに「子ども店長」の本気が見える!フリマ出店がお金の価値をリアルに学ぶ場に

  • 2026.10.11

7月、札幌で開かれたフリーマーケットはひと味違いました。
どの店も、商品を売っているのは子どもたち!

接客やお金の受け渡し、おつりの計算まで、全部自分たちで行います。

子どもたちが『店長』となり、フリーマーケットを通じて、お金の価値や商売の仕組みを学ぶためのイベントです。
中には、大人顔負けの念入りなビジネスプランを考える小学生も!

新しいお金の学びの場として注目を集める、『子ども店長』のフリーマーケットを取材しました。

30人の『子ども店長』

Sitakke

札幌のイベント会社が主催した、今回のフリーマーケット。
3歳から小学5年生までの20組30人が『子ども店長』となって、出店しました。

時には電卓も使いながらおつりの計算もこなし、立派に店長を務めます。

商品は手作りのレジン雑貨

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札幌の小学4年生の早坂さんに、イベント前日、自宅での準備の様子を見せてもらいました。
1年ほど前から、透明な樹脂「レジン」を使った雑貨を手作り。
今回のフリーマーケットにも、手作りのレジン雑貨を用意します。

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レジン液にさまざまなパーツを埋め込み、UVライトを当てて固めます。
裏側に特殊な液体のりを塗ってきれいに包装したら『レジンの手作りシール』の完成です。

「海、チョコ、星空をテーマにしたものなど、いろいろなものを販売する」

シールやキーホルダーなど約20種類の商品を準備し、1回250円のくじ引きにして販売します。

販売方法のアイデアも

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早坂さんの小学1年生の弟も、レジンでミニフィギュアを制作しました。

お父さん手作りの段ボール製マシンを使い、カプセルトイにして販売します。
ユニークな販売方法は、自分で考えたアイデアです。

オリジナルのハーブティーをイベントなどで販売している母・愛さんの影響で、半年ほど前からレジンの雑貨販売に挑戦した早坂さん。
フリーマーケットやマルシェへの出店は、今回で5回目です。

高いイメージ、原料値上げ…自分で考えた『250円』

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早坂さんは、はじめは全く商品が売れなかったといいますが…。

「良い点、悪い点、直す点とかを書いている。こういうものを作ったら売れないから次は作らないでおこうみたいな感じになって、だんだんクオリティも高くなってかわいくなってきている」

値段設定も、きちんと自分で計算して考えました。今回、くじを250円にした理由は…。

「300円だとちょっと高いイメージがあって、200円だと原料が値上げしたので難しい。280円だとおつりが多くなってしまうので、250円がちょうどいいなと思った」

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母・愛さんは、フリーマーケットへの出店を重ねることで、娘の成長を感じるといいます。

「お金の価値がすごく分かるようになり、興味がたくさん出てきた。ただ使うとかただ欲しいという欲だけではなくて、売るためにはどうしたらいいか、お金を増やすためにはどうしたらいいかという興味までわいている。学校では教えてもらえない、お金の大切さも一緒に学べてすごく楽しい」

今回のイベントでは、思うように売り上げが伸びなかった早坂さんですが、さっそくこう振り返ります。

「午後しかやっていなかったので人が少なかったのと、『いらっしゃいませ』『どうですか?』とあんまり言ってなかったので、それが反省点」

課題を見つけて、次につなげる。そこには、立派な『経営者』としての姿がありました。

専門家「小さいころからお金を学ぶことは貴重な経験」

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イベント中、子供たちは商品を売るために、閉店間近の値下げや、売り込み・接客のやり方を工夫していたといいます。
1店舗あたり大体1000円から2500円くらいの売り上げがあったということです。

子どもたちが主体となって行うフリーマーケットは、今、全国的に人気で注目されています。

今回のフリーマーケットにも携わった、ファイナンシャルプランナーの町田真理さんによりますと、アメリカなど海外では『金融教育』が義務教育になっているところが多いものの、日本ではお金に関する学びの場がほとんどありません。
そのため「このようなイベントで、小さい頃からお金に関して学ぶことはとても貴重な経験」だと話します。

今回取材した早坂さんも、フリーマーケットに出店したことをきっかけに自分で稼いだお金の増やし方、どう運用するかにも興味を持つようになり、母・愛さんと一緒に『株の勉強』まで始めたといいます。

2027年からは「子どもNISA」が始まります。
日本でも『金融教育』のような機会が、今後増えてくるかもしれません。

取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke読者編集部ぬまぬま

※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年7月31日)の情報に基づきます。

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