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「今日もお世話になってます!」店員を怒鳴った直後、オーナーに笑顔を見せた常連客。返ってきた言葉に唖然

  • 2026.10.11

オーナーの前でだけ態度を変える常連客

以前、私はコンビニでパートをしていました。

夕方になると決まって来店する、50代くらいの男性客がいました。

その人が店に入ってくると、私たちはいつも少し身構えてしまいました。

男性は商品をレジ台に乱暴に置き、会計に少しでも時間がかかると舌打ちをします。店員への言葉遣いもきつく、接客するたびに嫌な気持ちになっていました。

ところが、60代くらいの男性オーナーが売り場にいると、態度が一変するのです。

「いやあ、いつもきれいなお店ですね。さすがオーナーさん」

笑顔で頭を下げる姿は、普段の横柄な態度からは想像できないほどでした。

そんなある日の夕方のことです。

60代くらいのベテランの女性パートがレジを担当し、私は隣で揚げ物のケースを補充していました。

そこへ、例の男性がやってきました。男性の後ろには、すでに3人のお客さんが並んでいます。

女性がお弁当のバーコードを読み取ろうとしましたが、しわになっていて、うまく読み取れません。

仕方なく番号を手入力し始めると、男性が大きくため息をつきました。

「まだ?弁当ひとつなんだけど」

「申し訳ありません。もう少々お待ちください」

女性は急いで番号を入力しましたが、焦ったせいか打ち間違えてしまいました。

その瞬間、男性がバンッとレジ台をたたいたのです。

「遅いんだよ、レジもまともに打てないのか」

「す、すみません…」

女性は手を震わせながら、頭を下げました。

すると男性は、今度は私のほうを向きました。

「あんたもさ、こんなに並んでるんだから、手伝ったらどうなんだよ!」

私はトングを握ったまま、言葉に詰まりました。

後ろに並んでいたお客さんたちも、困ったような表情をしています。

どう対応すればいいのか迷っていた、そのときでした。

事務所から出てきたオーナーの一言

奥の事務所のドアが開き、オーナーが出てきました。

オーナーがレジの内側から私たちの横に立つと、男性の表情がぱっと変わりました。

「あっ、オーナーさん!いやあ、今日もお世話になってます!」

さっきまで怒鳴っていたとは思えないほどの笑顔です。

しかし、オーナーは笑顔を返しませんでした。

「今の怒鳴り声、事務所まで聞こえていましたよ」

男性の表情がぴくりと動きました。

オーナーは続けます。

「この2人には、いつも店を支えてもらっているんです。大事な従業員なんですよ」

男性は何か言おうとしましたが、オーナーは落ち着いた声で言いました。

「お客さまであっても、従業員に怒鳴ったり、レジをたたいたりするのは困ります。そういうことをされるなら、今後のご来店はお断りします」

「えっ……いや、その……」

男性は先ほどまでの勢いをなくし、言葉に詰まっていました。

後ろに並んでいたお客さんの1人が、小さくうなずいています。

男性は顔を赤くしたまま、お弁当をレジ台に置き、誰とも目を合わせずに店を出ていきました。

隣を見ると、ベテランの女性がそっと目元をぬぐっていました。

私も胸がいっぱいで、すぐには言葉が出てきませんでした。

オーナーは男性が置いていったお弁当を脇に寄せ、後ろのお客さんに頭を下げました。

「お待たせして申し訳ありません。次の方、どうぞ」

それ以来、あの男性が店に来ることはありませんでした。

普段は穏やかなオーナーが、私たちを守るためにはっきりと注意してくれたこと。

あの日の出来事は、今でも忘れられません。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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