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ボールは「ボンヤリ見る」でOK⁉パット上達のコツを人気コーチが解説

  • 2026.10.11

パットが上手と下手の違いは技術力の差もあるが、結構な割合を占めるのが「脳波」だといわれている。

脳波を計るフォーカスバンドを使用してプロのパット上達にも貢献している佐々木信也氏とその理論を実践・指導している橋本真和コーチは「ショットもそうですが、パットのうまいゴルファーは右脳を活発に働かせています」という。

そこで、右脳を使う方法をレクチャーしよう。

ターゲットを意識しボールはボンヤリと見る

ボールは「ボンヤリ見る」でOK⁉パット上達のコツを人気コーチが解説
ワン、ツー、スリーのリズムを意識しよう音楽などを聴きながらパットの練習をすると大きな効果がある好きな曲のメロディをイメージするのもリラックス効果が高いワンでアドレス(左)ツーでテークバック(中央)スリーでフィニッシュ(右)

佐々木 ヘッドを真っすぐ引こう、手をこう動かそうなどの脳指令は邪魔者でしかない。パットの確率を上げるには、脳が邪魔する要素をいかに減らすかがカギとなります。

橋本 できるだけ邪念を捨てて気持ちをリラックスさせることが大切。軌道やフェースに意識がいくと余分な思考が働きやすいから、自分のリズムやストロークのスピードに意識をもつのがいいです。

佐々木 僕はサザンオールスターズの曲が好きで、『栞のテーマ』のテンポと拍子はとくにストロークに合います。

橋本 音楽を聴くと心がリラックスして完全α波状態になる。ストロークに合うことが前提ですが、好きな曲をイメージするのもプレーのパフォーマンスを上げるコツです。

佐々木 きっちり打とうとしすぎるほど体や腕がスムーズに動かない。ボールを見ていても、心はターゲットに向けておく。要するにボールはボンヤリと見ていればいいのです。

ボールは「ボンヤリ見る」でOK⁉パット上達のコツを人気コーチが解説
進みたいところに意識がいけば右脳が勝ちます(左)体の近くを意識すると左脳が勝ってしまいます(右)

軌道やフェース面の意識はNG

「パターを真っすぐ振ろう」「フェースにきちんと当てよう」などと考えるのは、体の緊張が高まるだけ。スムーズに振れなくなってしまう

目標意識を高める練習も大事

ボールは「ボンヤリ見る」でOK⁉パット上達のコツを人気コーチが解説
ボールを見ていてもターゲットを意識仮想のカップに真っすぐ打つイメージ曲がるラインのイメージ

自分でラインをイメージ化したら、ボールを見ていても意識をカップやラインに向けておくのがポイント。難しいが、こうしたトレーニングを積んでおくのも大事だ

ウェイターが参考になる

コップを落とさずに颯爽と歩けるウェイターは、お客さんが待つ遠くの場所を見ていて手元は見ていない(左)コップを落とさないことに気を奪われて手先ばかり見ると、歩き方までぎこちなくなる(右)

いかがでしたか? このレッスンを参考に、実践してみてくださいね。

指導=佐々木信也
●ささき・しんや/1975年生まれ。東京大学卒業後、コンサルティング、ベンチャー企業経営を経てエンジョイゴルフ&スポーツジャパンを設立。脳、運動学習、メンタルの観点からパッティング解明、研究を行っている。

実演=橋本真和
●はしもと・まさかず/1984年生まれ。エンジョイゴルフ&スポーツジャパンのスタッフ。ゴルフテクノロジーに精通し、CAPTOパッティング解析、弾道解析、3Dコーチとして多くのプロ、アマチュアのサポートをしている。

構成=三代崇
写真=相田克己
協力=千葉カントリークラブ梅郷コース

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