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まるで青い宝石のよう…!何だかわかりますか?「秋の森」に隠れた楽しみを、森の住人が解説

  • 2026.10.10

個性的なきのこたち

冒頭の青い宝石のような写真…何だかわかりますか?
実は、「きのこ」です。

きのこってとにかく種類が多くて、見分けるのが大変です。
見つけたときの状態と図鑑の写真が全然違って、結局何のきのこかわからないことがざらにあります。

ただそんな中でも、すごく個性的で覚えやすいきのこたちもあるので、今回はその中でも変わった特徴や魅力を持つきのこたちを紹介していきます!

前編では毒きのこをエゾリスが食べている動画や、卵のようなものから生えるきのこをご紹介しました。この記事は後編です。

Sitakke

連載「森に行こう! ~身近な自然におもしろさが詰まっている~」
札幌にある「滝野すずらん丘陵公園」の「滝野の森ゾーン」から、森の住人KENTAが、自然の魅力や楽しみ方を伝える連載です。

見た目が変わったきのこ

見た目が少し変わったものとしてはこんなものもあります。

Sitakke

これは「スッポンタケ」の仲間で、名前の通り、先っぽがスッポンの頭みたいになっています。
そして成熟するとハエを呼ぶために悪臭を放ちます…。

ちなみに春には、似たような見た目の「アミガサタケ」というきのこも出てきます。
春に出てくるきのこは多くないので、見つけるとうれしくなります。

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これもきのこ?!

続いて、生態が少し変わっているのがこのきのこ。

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ひょろひょろと伸びている黒い棒みたいな部分がきのこです。

真ん中の黒い塊は「ホオノキ」の実で、このきのこはホオノキの実から出てくるきのこなんです。
きのこと言えば、地面や枯れた木から出てくるイメージが強いと思いますが、特定の木の実から出てくるきのこもあるんです。

宝石のようなきのこ!

最後に、宝石のようなきれいなきのこを紹介します。それがこちら!

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これは「ロクショウグサレキン」という名前のきのこです。漢字で書くと「緑青腐菌」。

腐って湿った木についていることがあります。
とても小さくて、遠めに見るとうっすら緑になっているようにしか見えませんが、近づいて見てみると、小さくて青い皿のようなものがたくさん出てきています。
薄暗い森の中や日陰に出てくるきのこなので、より青が映えます!

きのこと言えば「食べられるか食べられないか?」しか興味がない方もいるかもしれませんが、きのこは色も見た目もさまざまなので、お気に入りのきのこを探して森を歩き回るのもオススメです。

またきのこは、きのこ単体で生きているわけではなく、周りの植物や樹木、生きものたちと一緒に生きています。
森の中でのきのこの役割を想像しながら観察してみるのも楽しいですよ。

連載「森に行こう! ~身近な自然におもしろさが詰まっている~」

文:森の住人 KENTA
国営滝野すずらん丘陵公園 自然環境マネージャー。1978年札幌生まれ京都育ち。約6年間のサラリーマン生活を経て、森についての知識・経験ゼロの状態で滝野の森ゾーンの担当になり、様々なイベントの企画や広報、森づくりなどを担当。公園内にヒグマが侵入した際は専門家と一緒に現場の最前線で調査を担当。滝野の森staffXにて監視カメラを使った野生動物たちのリアルな様子などを発信中。

編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は記事執筆時(2026年10月)の情報に基づきます。

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