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「誰があなたをここまで育てたと思ってるの」返済を求めると怒り出した母に、私が突きつけた16万円の記録

  • 2026.10.11

返済が止まっても、お金を借りに来る母

私はアパートで1人暮らしをしながら働いています。

3年前、母の勤め先で給料のトラブルがあり、生活費が足りなくなったことがありました。

「悪いけど、10万円だけ貸してもらえない?」

困っている母を放っておけず、私は貯金から10万円を貸しました。母は月に5千円ずつ返すと約束してくれました。

ところが、返済があったのは最初の2か月だけ。

3か月目に「今月の分は?」と聞いても、母は曖昧に笑うばかりでした。

それどころか、その後も車の修理や親戚のお祝いを理由に、3万円ずつ2回、お金を借りに来たのです。

2回目の3万円については「来月には返すから」と言っていたのに、半年が過ぎても返済はありませんでした。

そんなある日、母が私の部屋を訪ねてきました。

小さなテーブルを挟んで座るなり、母は両手を合わせて言いました。

「ねえ、今月も3万円、貸してくれない?」

その言葉を聞いた瞬間、またかと思いました。

私の貯金も、もう残りわずかです。

これ以上貸せば、自分の家賃さえ払えなくなるかもしれません。

「お母さん、ちょっと待って。半年前に貸した3万円も、まだ返してもらってないよね?」

すると、母の表情が変わりました。

「何よ、その言い方。親が困ってるのよ。少しくらい助けてくれてもいいじゃない」

「少しって…。今までだって何度も貸してるよ」

「誰があなたをここまで育てたと思ってるの。そんな細かいことまで言わなくてもいいでしょ!」

母の声が大きくなり、私は思わず黙ってしまいました。

育ててもらったことには感謝しています。でも、それとお金の貸し借りは別の話です。

ここでまた貸してしまえば、きっと同じことが繰り返される。そう思った私は、あるものを取り出すことにしました。

母の前に置いた、3年分の記録

私は引き出しからノートを取り出しました。

そこには、母にお金を貸した日付と金額、返済された金額、返すと約束した日を、1ページにまとめて記録してありました。

そのページを開いて、母の前に置きました。

「これ、見て。今まで貸したのは全部で16万円。返してもらったのは、最初の1万円だけだよ」

母はノートに目を落とし、眉をひそめました。

「……何これ。親子でこんなもの書いてたの?いやらしいわね」

「だって、何度聞いても返してくれないから。私だって、自分の生活があるんだよ」

「だからって、こんなふうに書かなくても…」

「もう貸さない。まずは半年前に返すって約束した3万円を返してほしい。それ以外のお金も、ちゃんと返してもらいたい」

母は何か言いかけましたが、もう一度ノートを見ると、口を閉じました。

しばらく気まずい沈黙が続いたあと、母はかばんを手に取って立ち上がりました。

結局、その日は返済の話もまとまらないまま、母は帰っていきました。

玄関のドアが閉まると、急に部屋が静かになりました。

テーブルには、手をつけられないまま冷めたお茶が2つ残っていました。

私はノートを開き、今日の日付の横に「貸さなかった」と書き足しました。

母との関係がどうなるのか、まだ分かりません。

それでも、自分の生活を守るために、これ以上は貸さないと決めたのです。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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