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パット中、考えて打ってない?入らない原因は「脳波」の問題だった

  • 2026.10.9

パットが上手と下手の違いは技術力の差もあるが、結構な割合を占めるのが「脳波」だといわれている。

脳波を計るフォーカスバンドを使用してプロのパット上達にも貢献している佐々木信也氏とその理論を実践・指導している橋本真和コーチは「ショットもそうですが、パットのうまいゴルファーは右脳を活発に働かせています」という。

そこで、右脳を使う方法をレクチャーしよう。

フォーカスバンドとは?

頭にベルトを巻いて脳波を調べる器具。脳波を計測し、脳の活動状態をリアルタイムで解析するというスグレもの。脳と心のトレーニングデバイスとして、最近ではゴルフのパフォーマンスを上げるために活用されている。パットにも大きな成果が出るという。

基本的に普段はβ波が活発に働いている

人間の脳波にはα波とβ波があり、それぞれ活動している。また、脳もふたつにわかれ、左脳は「考える・話す・書く」などの分析力や論理的思考を司る。そして、脳波はβ波が活発に活動し、何らかの思考をつねに働かせているのだが、パットを打つときはこの思考が邪魔をするケースが多々ある。

パットを打つときはα波を働かせる

一方、右脳は「ひらめき・直感」などのイメージ力や想像力を司っている。思考モードではなくイメージモードだとα波が優位になりやすく、ゴルファー自身がもともともっている運動能力を妨げない。心もリラックスでき、プレーのパフォーマンスが上がりやすいという効果がある。

カップの入り口を決めてラインをイメージする。α波が優位の状態でイメージモードのままストロークできると、パフォーマンスを高めやすい(左)

「これを外したらどうしよう」「さっき外したから今度は入れなきゃ」など、不安な考えが先行すると左脳が働く(右)

パットがよく入る人⇒右脳=α波
感覚認識、視覚イメージ、プレーへの集中力アップなどImaginationを引き出す(左)

パットが入らない人⇒左脳=β波
思考、分析、予想、未来の失敗予想などのThinkingはダメ(右)

いかがでしたか? 右脳と左脳をまずは理解しましょう。

指導=佐々木信也
●ささき・しんや/1975年生まれ。東京大学卒業後、コンサルティング、ベンチャー企業経営を経てエンジョイゴルフ&スポーツジャパンを設立。脳、運動学習、メンタルの観点からパッティング解明、研究を行っている。

実演=橋本真和
●はしもと・まさかず/1984年生まれ。エンジョイゴルフ&スポーツジャパンのスタッフ。ゴルフテクノロジーに精通し、CAPTOパッティング解析、弾道解析、3Dコーチとして多くのプロ、アマチュアのサポートをしている。

構成=三代崇
写真=相田克己
協力=千葉カントリークラブ梅郷コース

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