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「送る相手をまちがえました」10時間立ちっぱなしの愚痴を先輩に送った私。翌朝、気まずかった私を救った言葉

  • 2026.10.8
「送る相手をまちがえました」10時間立ちっぱなしの愚痴を先輩に送った私。翌朝、気まずかった私を救った言葉

帰りの電車で送ってしまった1通

数年前、20代だった私は販売の仕事をしていました。

その日は売り場の人手が足りず、朝から閉店まで10時間立ちっぱなし。

仕事を終えて帰りの電車で座れたころには、足が棒のようになっていました。

私は携帯電話を取り出し、学生時代から仲のいい友達とのメッセージを開いたつもりで、一気に文字を打ちました。

「10時間立ちっぱなし、早く帰ってゴロゴロしたい」

床に寝転がるような顔文字までつけて送信し、何気なく画面を見た瞬間、血の気が引きました。

送り先に表示されていたのは、友達ではなく職場の先輩の名前だったのです。

「申し訳ございません、送る相手をまちがえました」

慌てて謝ると、すぐに返事が届きました。

「大丈夫だよ。今日もお疲れさま」

怒っている様子はなく、私はほっとしました。それでも、顔文字つきの愚痴を読まれてしまった恥ずかしさで、降りる駅まで顔が熱いままでした。

翌朝、先輩が笑って聞いてきたこと

次の朝、職場へ向かいながらも、私は前日の誤送信が頭から離れませんでした。

先輩は何も言わないだろうし、私も何事もなかったようにしよう。そう思っていたのです。

ところが、更衣室の前の廊下で先輩とばったり会いました。

「おはようございます」

小さく頭を下げると、先輩は少し笑いながら声をかけてきました。

「おはよう。昨日、ちゃんとゴロゴロできた?」

思いがけず前日の話を出され、私はまた恥ずかしくなりました。

「……はい。昨日はすみませんでした」

すると先輩は、気にした様子もなく笑いました。

「謝らなくていいって。私なんて、5時間ゴロゴロしたよ」

「先輩もですか?」

思わず吹き出すと、先輩も笑っていました。あれほど気まずいと思っていた誤送信が、急にどうでもいいことのように感じられました。

それ以来、疲れた日の帰りには、先輩と顔を見合わせて「今日もゴロゴロしようね」と言うのが、二人のちょっとした合言葉になりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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