1. トップ
  2. エピソード
  3. 「今月、貯金が3万円も減ってる、外食のせいね」夫を責めた私。だが、明細を見て黙った理由

「今月、貯金が3万円も減ってる、外食のせいね」夫を責めた私。だが、明細を見て黙った理由

  • 2026.10.8

予定より3万円少なかった貯金

30代の私は、将来のために毎月きっちり貯金しておきたいタイプです。

一方、夫は旅行や外食など、今の暮らしも楽しみたいタイプ。

考え方は少し違いますが、毎月これくらいは貯めようという目安だけは、2人で決めていました。

ある月の終わり、夕食を片づけたあと、私は食卓に通帳と家計簿を広げました。

ところが、予定していた貯金額より3万円ほど少なかったのです。何度計算しても数字は変わりません。

「今月、貯金が3万円も減ってる、外食のせいね」

向かいでお茶を飲んでいた夫が、驚いたように顔を上げました。

その月、夫は同僚と食事をして帰る日が何度かありました。

帰宅が遅かった日を覚えていた私は、すっかりそれが原因だと思い込んでいたのです。

「そんなに使ってないと思うけどな」

「でも、何回か食べて帰ってたでしょ」

そう言いながら、私は紙とペンを用意しました。

「明細、見てみようよ。何に使ったか確認したほうが早いから」

夫がクレジットカードの明細を持ってくると、私も自分の明細を隣に並べました。夫の出費だけを見るのも違うと思ったからです。

明細を並べて分かったこと

まず、夫の外食代を一つずつ確認しました。たしかに何回か利用しています。

ところが、合計してみると8000円ほどでした。

「あれ……思ったより少ない」

私がつぶやくと、夫も明細を見ながら言いました。

「ほら。そんなに高い店には行ってないよ」

そこで今度は、自分の明細を確認しました。

毎月料金を払っているのに、もう何か月も見ていない動画配信サービスが2つ。

夜中に注文した化粧品の通信販売が3回。さらに、日用品のまとめ買いも重なっています。

一つひとつはそれほど大きな金額ではありません。しかし足してみると、2万円を超えていました。

「……私のほうが使ってるね」

思わずそう言うと、夫は少し笑ってから答えました。

「じゃあ、外食だけが原因じゃなかったってことだね」

私は何も言い返せず、もう一度自分の明細を見ました。夫の帰りが遅かったことばかり気にして、自分の細かな出費にはほとんど目を向けていなかったのです。

その夜、2人で話し合い、これからは毎月決まった額を先に貯金し、残った分をそれぞれ使うことにしました。

寝る前には、ずっと見ていなかった動画配信サービスを2つとも解約しました。

夫を問いつめるつもりで始めた家計の確認でしたが、いちばん見直す必要があったのは、自分の使い方だったようです。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ