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「平日は仕事で4時まで抜けられない」お楽しみ会の準備を断るママ友。だが、委員長が返した言葉

  • 2026.10.8

会が終わるたびに先に帰るママ友

娘のクラスでは季節ごとにお楽しみ会があり、保護者が交代で準備や片付けをしていました。

私もパートをしながら係を引き受けていました。

同じ係のママ友は、最初は感じのいい人でした。

けれど会が終わるころになると、決まってバッグを肩にかけます。

「今日うちの子、習い事があるから先に帰るね」

そう言って帰ってしまい、残った紙皿や飾りを片付けるのは、いつも私でした。

冬のお楽しみ会の前の週、校門でそのママ友に声をかけられました。

「袋づめ、またお願いできる?ああいうの、上手だもんね」

「私も、その日は仕事なんだけど」

そう返すと、ママ友は少し困った顔をして腕時計を見ました。

「仕事で4時まで抜けられないから、準備は全部お願いね」

私の仕事の都合は考えてもらえないのだと思うと、言葉に詰まりました。

その夜、私は台所で30人分のお菓子を袋につめました。

数日後、別のママから「私も前に袋づめを頼まれたことがある」と聞きました。

私だけではなかったのだと知り、複雑な気持ちになりました。

委員長が示した役割の偏り

翌月、放課後の空き教室で保護者の集まりがありました。

机をコの字に並べ、8人ほどが座っています。

ママ友は私の向かいで、前にはクラス委員長のお母さんが立っていました。

「今年は、役割を最初に全員で決めましょう」

委員長がそう言うと、ママ友はすぐに口を開きました。

「私は平日は仕事で4時まで抜けられないから、準備は難しいかな。得意な人にお願いしたいな」

そう言って、ママ友は私のほうを見ました。何人かの視線もこちらに向き、私はひざの上で手を握りました。

委員長は手元の記録に目を落としてから、静かに言いました。

「これまで3回の平日の準備は、こちらの方が1人でしてくださっています。この方も、お仕事をされています」

教室が静かになりました。委員長は続けます。

「平日の準備が難しいなら、今回は土曜日の片付けをお願いします。役割は、できるだけ偏らないようにしたいので」

ママ友は顔を赤くして黙り込みました。委員長は役割表の土曜日の片付け欄に、ママ友の名前を書き込みました。

回ってきた表の自分の欄に、私は「平日の準備は1回まで」と書きました。

これまで断れずに引き受けてきましたが、できることとできないことを最初に伝えるのも大切なのだと感じました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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