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米ハロウィン消費が過去最高へ、人気仮装とAI活用に変化

  • 2026.10.7

ハロウィンまで1カ月を切った。本場アメリカでは、今年もハロウィン関連の消費が過去最高水準になる見通しだ。全米小売業協会(NRF)が発表した最新の調査からは、仮装の人気ランキングや、AIを使って準備を進めるという“今どき”の過ごし方が見えてきた。(フロントロウ編集部)

4人に3人がハロウィンを楽しむ

NRFが9月に約7,900人を対象に行なった調査によると、2026年のハロウィン関連の支出は、総額135億ドル(約2兆1,400億円)に達する見込み。過去最高だった昨年の131億ドルを上回る水準で、1人あたりの平均支出は115.14ドル(約1万8,200円)になるという。

ハロウィンを祝う予定と答えた人は74%。新型コロナ流行前の2019年の68%を上回る状態が続いている。過ごし方のトップは、キャンディを配ること(61%)。続いて仮装(50%)、家や庭の飾り付け(42%)、カボチャのランタン作り(42%)、ホラー映画の鑑賞(42%)が並んだ。

支出の内訳を見ると、仮装に44億ドル、飾り付けに43億ドル、お菓子に41億ドル。じつに96%の人がお菓子を買う予定だと答えている。

大人も子どもも、王道が強い

気になる仮装のランキングはこちら。大人の1位は、480万人が予定している「魔女」。2位は「ヴァンパイア」(420万人)で、昔ながらのハロウィンのキャラクターが上位を占めた。3位以下には「バットマン」(200万人)、「スパイダーマン」(150万人)、「おばけ」(140万人)が続いている。

子どもの仮装では、アメコミのヒーローが人気。1位の「スパイダーマン」は460万人で、2位の「スーパーヒーロー」(230万人)の2倍にのぼる。3位以下は「プリンセス」(220万人)、「魔女」(160万人)、「おばけ」(160万人)だった。

ペットの仮装にも、9億2,000万ドル(約1,460億円)が使われる見込み。人気は「カボチャ」(11.6%)が断トツで、「ホットドッグ」(5.9%)、「おばけ」(2.8%)と続く。

AIで仮装のアイデア探し

今年の調査で目を引くのが、AIの存在感だ。ハロウィンの買い物にAIのプラットフォームやツールを使っていると答えた人は47%と、ほぼ半数。主な使いみちは、計画段階でのアイデア出し(34%)や、商品選びの際におすすめを尋ねること(32%)だった。

調査を担当したプロスパー・インサイツ&アナリティクスのフィル・リストは、「AIは、買い物のプロセスのなかでますます一般的な存在になっている。消費者はハロウィンの準備で、仮装や飾り付けのテーマを考えたり、インスピレーションを得たりするためにAIを使っている」とコメントしている。

その一方で、仮装のアイデアを「ネット検索」で探す人は32%。依然として最も多いものの、昨年の37%から減少し、この10年で最も低い水準になった。

早めの準備と“節約”もキーワード

約半数(49%)の人は、9月かそれより前に買い物を始めると回答。2016年の34%から大きく増え、ハロウィンは「1日のイベント」から「季節のイベント」へと変わりつつある。

物価への意識も高く、予想より値段が高かった場合には、31%が店を比較し、26%がクーポンやセールを探すと回答。翌年以降も使えるものや、ほかの場面に転用できるものを選ぶという人も34%いた。NRFの担当者は、「消費者はハロウィンを支出の優先事項にし続けているが、手の届きやすさも意識している」と分析している。

今年の仮装に迷っている人は、2026年のハロウィン仮装アイデアも参考にしてみて。

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