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『ボーダーライン』3作目、エミリー・ブラントが11年ぶりに復帰へ

  • 2026.10.7

8月、ジョシュ・ブローリンが『ボーダーライン』シリーズ3作目について「実現する」と明言してから約1カ月半。今度は、2作目に出演しなかったエミリー・ブラントの復帰が明らかになった。ブローリン、ベニチオ・デル・トロと3人そろっての出演となり、未定だった監督と脚本家も決まった。(フロントロウ編集部)

1作目の3人が、ついにそろう

米The Hollywood Reporterなどによると、ブラントは製作会社ブラック・レーベル・メディアとサンダー・ロードが手がける3作目『Sicario 3(原題)』に出演する。2015年の1作目『ボーダーライン』で演じたFBI捜査官ケイト・メイサー役として、11年ぶりにシリーズへ復帰することになる。

ブローリンはマット・グレイヴァー役、デル・トロはアレハンドロ・ギリック役で、いずれも1作目と2作目『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』(2018年)に続いての出演。8月の時点でブローリンが明かしていたのは、3作目が実現し、撮影が近いうちに始まるということだけで、ブラントの参加については明らかになっていなかった。

ストーリーの詳細は明かされていないが、撮影は来年初めに始まる見込みだという。配給会社はまだ決まっておらず、製作陣はこれから買い手を探すことになる。

監督と脚本は誰が?

監督を務めるのは、パドレイク・マッキンリー。今年、イーサン・ホーク主演の西部劇『The Weight(原題)』を手がけた監督だ。1作目のドゥニ・ヴィルヌーヴ、2作目のステファノ・ソッリマに続き、シリーズ3人目の監督となる。

脚本は、ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』の生みの親として知られるスティーブン・ナイトが担当する。1作目と2作目の脚本は、『最後の追跡』『ウインド・リバー』でも知られるテイラー・シェリダンが手がけており、脚本家もここで交代となる。

3作目は、2023年のハリウッドの脚本家ストライキによって企画が停滞していた。プロデューサーのモリー・スミスは当時、米The Hollywood Reporterに「テイラーはずっと三部作として構想していたから、きちんと完結させなければいけない」と語っており、シリーズの締めくくりと位置づけられている。

ブラントの復帰が「大きい」理由

米IndieWireは、今回のキャスティングを大きな収穫だと評している。そもそも1作目はシリーズ化を前提に作られた作品ではなく、ブラントが複数作への出演契約を結んでいたわけでもなかったからだ。

1作目は世界興収約8,500万ドル(約127億円)を記録。2作目は約7,580万ドル(約113億円)を記録した。一方のブラントは、今年、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ディスクロージャー・デイ』や『プラダを着た悪魔2』に出演し、さらに『クワイエット・プレイス』の3作目も控えるなど、まさに引っ張りだこの状態だ。そんな彼女がケイトとしてどんな結末を見届けるのか。続報を待ちたい。

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