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「日本に自分の記念日があるなんて」。トム・クルーズ、20周年の“トムの日”に首都高で約700名と対面

  • 2026.10.7

トム・クルーズとアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が10月6日、東京で『DIGGER/ディガー』のジャパンプレミアに登場した。会場は銀座のKK線(旧東京高速道路)。20周年を迎えた“トムの日”に、トムは日本のファンへの思いを何度も言葉にした。(フロントロウ編集部)

旧首都高に敷かれた65メートルのレッドカーペット

10月6日は“トムの日”。その記念日が20周年を迎えたこの日、ジャパンプレミアの舞台に選ばれたのは、東京・銀座のKK線(旧東京高速道路)だった。KK線で映画のイベントが開かれるのはこれが初めてだという。

首都高KK線のレッドカーペットで手を振るトム・クルーズとアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督
(C) 2026 WBEI and Legendary

会場には抽選で選ばれた約700名のファンが詰めかけた。ふたりはステージ奥に続く65メートルのレッドカーペットへ進み、サインや記念撮影に一人ひとり応じていった。ポスターやトムのグッズを手にしたファンの中には、感激のあまり涙を流す人も多かったという。

ロンドン、メキシコシティ、ロサンゼルス、ソウルを巡ってきたワールドツアーの最終地が日本で、トムの来日は通算26回目。前日には東京での記者会見で撮影の裏側を語ったばかりだ。

『DIGGER/ディガー』ジャパンプレミアのレッドカーペットで手を振るトム・クルーズら
(C) 2026 WBEI and Legendary

「日本を、そして皆さんを、心から愛しています」

ステージに戻ると、まずアレハンドロ・G・イニャリトゥがマイクを握った。本作を「今の世界の不条理さを反映し、非常に人間的で、今こそ観て欲しい作品です」と紹介し、トムについては「監督人生でもベストと言える素晴らしいパフォーマンス」を見せていると太鼓判を押した。

続いてトムは、監督との作品をようやく届けられることを「夢が叶いました」と表現。自分が作ってきた中で、これほど独創的で感動的な映画はないと言い切った。さらに集まったファンに向けて、「監督と私たちは、皆さんのために映画を作っています」と語りかけ、「日本を、そして皆さんを、心から愛しています」と締めくくった。

幼い頃の自分を思い出した“トムの日”

同じ日の夜には、TOHOシネマズ 日比谷で舞台挨拶が行なわれた。その模様は全国353の劇場へ生中継されている。

イニャリトゥは、本作に10年の歳月をかけたと明かし、トムが“変身”していく姿を目の当たりにしたことを「素晴らしい体験でした」と振り返った。一方のトムは、鳥や動物の鳴き声を音楽に組み込んだ音響や、すべて手作業で作られたミニチュアなど、監督のこだわりを次々に挙げていった。

話題が“トムの日”に及ぶと、トムは子どもの頃に世界中を旅することを夢見ていたと切り出した。初めて日本を訪れた時に、この国の文化や芸術、歴史、人々を好きにならずにはいられなかったという。記念日の存在は今も信じられず、当時の幼い自分を思い出すそうだ。名声や賞のためではなく創造する喜びのために仕事をしていると語り、「日本に自分の記念日があるなんて、なんと素敵で夢のようなことでしょう!」と喜びをあらわにした。

『国宝』の李相日監督がサプライズ登壇

舞台挨拶には、映画『国宝』の李相日監督がサプライズで駆けつけ、『DIGGER/ディガー』のロゴ入りの花束をふたりに手渡した。トムはかつてロサンゼルスで『国宝』の特別上映会を自ら主催したことがあり、李監督を見るなり「『国宝』は素晴らしい映画で大好きです」と絶賛。出演した渡辺謙のことも「私の友人」と呼んだ。

舞台挨拶でトム・クルーズに花束を贈った李相日監督
(C) 2026 WBEI and Legendary

李監督は、『国宝』をイニャリトゥにもぜひ見せてほしいとトムに頼み忘れたことを、ずっと後悔していたと告白。するとトムは「もう伝えましたよ!」と笑顔で返し、監督も今週プライベートで鑑賞する予定だと明かした。

ひと足早く本作を観た李監督は、子どもの頃から観てきたどの作品にもいなかったトムが本作にはいたと語り、「トムさん、出てましたよね?」と問いかけた。トムが「Bang, bang, bang!」と役柄さながらに応じると、客席は笑いに包まれた。

リズ・アーメッド、ジョン・グッドマン、ザンドラ・ヒュラー、ジェシー・プレモンス、マイケル・スタールバーグらが共演する『DIGGER/ディガー』は、10月9日(金)より全国ロードショー。

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