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「姉ちゃん、プロテインが10箱届いてるけど」5千円のつもりが5万円に→父が真顔で決めた朝のルールとは

  • 2026.10.7

眠い目で押した注文のボタン

両親と弟、妹と5人で暮らしていた実家でのことです。

体をきたえている20代の弟から、「いつものプロテインが切れそうだから、頼んでほしい」と言われ、私が通信販売で注文することになりました。

値段は1箱5千円。

「通販なら慣れてるから任せて」と弟に言ったものの、その夜の私はかなり眠かったのです。

布団の中でスマートフォンを操作し、数量を入力。

そのまま確認画面をろくに見ず、注文ボタンを押してしまいました。

3日後、仕事から帰って玄関を開けると、弟が何とも言えない顔で立っていました。

その横には、大きな箱がずらりと積まれています。

「姉ちゃん…プロテイン、10箱届いてるけど」

「え? いやいや、1箱しか頼んでないよ」

「でも、全部姉ちゃん宛てだよ」

そんなはずはないと思い、私は靴も脱がないまま注文履歴を開きました。

数量の欄に表示されていたのは「1」ではなく「10」。

合計金額は5千円ではなく、5万円です。

画面を見つめたまま、しばらく声が出ませんでした。

「……私だ」

弟は小さくうなずきました。

「うん。たぶんそうだと思った」

箱の山を見た父が決めたこと

廊下の奥から出てきた母も、積み上がった箱を見るなり目を丸くしました。

弟はすでに1箱を開けています。

「5万円は私が払う。私のミスだから」

そう言うと、母はため息をつきながら箱を見回しました。

「それはそうとして……これ、全部どうするの?」

妹までやってきて箱を数え始め、笑いをこらえています。

最後に父が現れました。しばらく箱の山を見つめたあと、妙に真剣な顔で言いました。

「じゃあ今日から、全員、朝はプロテイン1杯だな」

「え、全員?」

思わず聞き返しましたが、翌朝から本当に5人で飲むことになりました。

最初は面白がっていた家族も、毎朝となるとだんだん反応が薄くなります。

1か月ほどたったころ、父は「ベルトの穴が一つ内側になった」と喜び、母も「最近、階段が少し楽な気がする」と笑っていました。

そんな中、真っ先に音を上げたのは、もともとプロテインを頼んだ弟です。

「俺、もう見たくない…」

それでも家族で飲み続け、3か月後。ようやく最後の1箱が空になりました。

ところが、空箱を見た父がぽつり。

「で、次はいつ届くんだ?」

母と妹が一斉に私を見ました。

もちろん、もう10箱まとめて注文するつもりはありません。

それ以来、注文ボタンを押す前には数量を指で示しながら確認しています。

すると横から、母が必ず言うのです。

「もう1回、ちゃんと見て」


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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