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「今、改札を出たところ」寝坊したのに嘘をついてしまった私。だが、待っていた友人が見抜いた瞬間

  • 2026.10.6

目を開けると、待ち合わせの5分前

20代の私が、2年前の夏にやらかした話です。その日は学生時代から仲のいい友人と、パンケーキを食べに行く約束をしていました。

待ち合わせは午前11時。

場所は、私の家から電車でひと駅先にある駅前です。

前の晩は楽しみでなかなか寝つけず、朝、まぶしさで目を覚ましました。

何気なく枕元の携帯電話を見ると、時計は10時55分。

一気に目が覚めました。

友人は時間にきっちりしているので、もう待ち合わせ場所に着いているはずです。「今起きた」と言えば、確実に待たせることになります。

焦った私は、布団の中で必死に考えました。

「急げば、そんなに遅れないかも…」

駅まで走って、電車でひと駅。少しくらいならごまかせる。

寝起きの頭でなぜかそう判断し、私は友人にメッセージを送りました。

「今、改札を出たところ、あと5分で着く」

送信した直後、目に入ったもの

送信ボタンを押して、ほっと息をついた直後です。

顔を上げると、目の前には見慣れた自分の部屋の天井がありました。

「……いや、まだ家じゃん」

改札どころか、私はパジャマ姿のまま布団の中です。送ったばかりのメッセージを見て、自分でも何をしているのか分からなくなりました。

慌てて着替え、家を飛び出しました。駅まで走り、電車に乗って、本当にひと駅先の改札を出たころには汗だくです。

待ち合わせ場所に着いたのは、約束の時間から20分後でした。

友人は私を見るなり、携帯電話を片手に言いました。

「お疲れさま。ずいぶん長い5分だったね」

「ごめん…」

何も言い返せずにいると、友人が私の頭を見て笑いました。

「もしかして、寝坊した?」

「え、なんで分かったの?」

「寝ぐせ、すごいよ」

慌てて頭を押さえると、後ろ髪がひと束、しっかり跳ねていました。もう言い訳する気にもなれません。

「…はい。起きたの、メッセージ送る直前です」

友人はあきれたように笑いました。

その日のパンケーキは、もちろん私のおごりです。

それ以来、待ち合わせの日になると、友人から決まって同じメッセージが届きます。

「今、どこの改札?」


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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