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「子供の頃から夢見ていた役」ペドロ・パスカル初の単独主演作、NYで世界初上映

  • 2026.10.5

ペドロ・パスカルの初の単独主演作となる映画『ベヒモス!人生の組曲』のワールドプレミアが、第64回ニューヨーク映画祭で開催された。上映前のインタビューでペドロは、自身が演じた天才チェリスト役を「子供の頃から夢見ていた役」と表現。上映後にはスタンディングオベーションが起き、批評家からも絶賛の声が続いている。(フロントロウ編集部)

映画祭のセンターピースに選ばれた一本

チェロを抱えたペドロの場面写真とともに2027年の日本公開が決まった本作が、いよいよお披露目のときを迎えた。トニー・ギルロイ監督と組んだ一本は、ニューヨーク映画祭のセンターピース作品として世界初上映された。会場にはペドロとギルロイ監督のほか、エヴァ・ヴィクター、ウィル・アーネットが集結。キャストが姿を見せると現地の映画ファンから大歓声が上がり、ペドロたちはサインや写真撮影に応じながら声援に応えていた。

『ベヒモス!人生の組曲』ワールドプレミアで話すペドロ・パスカル
©2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

ペドロが演じるのは、20年前に故郷ロサンゼルスを捨て、アメリカ各地のオーケストラを渡り歩いてきた天才チェリストのアレックス・セリアン。将来を嘱望されていた彼が、なぜ故郷を捨て、20年ぶりに戻ってきたのか。新たに身を投じた映画音楽の世界で、その謎めいた半生が少しずつ明かされていく。

「これは間違いなく、最も特別な役」

ペドロは上映前のインタビューで、「これは間違いなく、私がこれまで演じてきた中で最も特別で、やりがいのある役です。子供の頃から夢見ていた役だと思います」と語った。さらに「トニー・ギルロイのような素晴らしい脚本家兼監督やキャスト陣と共に、このような経験を積めること―彼がこの映画を製作したこと自体が、ある意味、夢の一部なんだと思います」と続け、監督と共演者への信頼をのぞかせている。

ペドロ・パスカルとトニー・ギルロイ監督
©2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

「マンダロリアン」シリーズのディン・ジャリン役で人気を不動のものにし、アクションから『マテリアリスト 結婚の条件』の大富豪まで幅広い役をこなしてきたペドロ。年末には『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』も控えるなか、満を持しての単独主演作となる。

「ボーン・アイデンティティー」シリーズの脚本や「キャシアン・アンドー」シリーズで知られ、監督作『フィクサー』がアカデミー賞の主要部門で最多ノミネートを果たしたギルロイも、「この映画が私にとってどれほど大きな意味を持つか、言葉で説明するのは本当に難しいです」とコメント。エヴァは「自分がこれほど深く思い入れのある映画が、このNY映画祭に出品されるなんて、本当に信じられないです」と感激し、ウィルは本作を、映画音楽というテーマへの「ラブレター」だと表現した。

「新たな傑作」と批評家も絶賛

上映後の反応も上々だ。米Deadlineは「映画をより一層豊かにしてくれる“音楽”を生み出す人々への、華麗で輝かしい賛辞」、Slant Magazineは「アメリカ映画界では稀になった、成熟した作品」と評し、In Review Onlineは「新たな傑作」と称えた。ペドロの演技についても、Slashfilmが「待ち望んでいたパスカル。2026年、最も見事なドラマ」、Award Radarが「優雅な主演演技を見せる」と高く評価している。

『ベヒモス!人生の組曲』ワールドプレミアのキャスト陣
©2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

共演にはオリヴィア・ワイルドも名を連ねる本作は、北米で12月4日に公開。今年の賞レースでも注目を集めそうな『ベヒモス!人生の組曲』は、2027年に日本で公開される。

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