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【漫画】「レジ台の小銭、トレーに置いてくれたら」毎回小銭を散らす常連客に困った店員が、お釣りを渡す手を止めた瞬間

  • 2026.10.6
「レジ台の小銭、トレーに置いてくれたら」毎回小銭を散らす常連客に困った店員が、お釣りを渡す手を止めた瞬間

毎回レジ台に散らされる小銭

急ぐ様子の常連は小銭をレジ台に散らします

飲食店でアルバイトをしていたころ、会計のたびに気になる常連の男性がいました。

いつも急いでいるような雰囲気でレジに来ます。

私の前には、お金を置くためのトレーがありました。

しかし男性はそこを使わず、硬貨をレジ台の上にばらばらと広げるのです。

急かされているように感じながら、私は散らばった硬貨を一枚ずつ拾って数えていました。

男性が明確に何か言ったわけではありません。

けれど、その態度が続くと、少しずつ疲れてしまいます。

店員は毎回小銭を拾い、数えるのに手間取ります

最初はたまたまだと思いました。ところが次に来たときも、また次も同じです。

「レジ台の小銭、トレーに置いてくれたら」

そう内心で思います。まとめて置いてくれれば、一度に受け取れて数えやすいのに、男性は毎回レジ台へ硬貨を散らします。

私は言い返さずに会計を続けました。

お釣りもなかなか受け取ってくれず、こちらが差し出してから間が空きます。

会計を急かされる一方で、その動きにはいつも時間がかかっていました。

この日も常連は硬貨をばらばらに置きます

ある日も男性はレジ台に硬貨を広げました。

私は一枚ずつ数え、金額を確かめて会計を終えます。

急ぐなら、せめてトレーに置いてほしい。

そんな気持ちが顔に出そうになり、深呼吸しました。

お釣りを手に持ち、男性が差し出す手の方へ動かします。

男性は受け取ろうと身を乗り出しました。私は渡す直前で手を引きました。

お釣りの受け渡しで変わったこと

お釣りを渡すふりをすると、常連は驚きます

お釣りを渡すふりをして、私は手をいったん引きました。

男性は一瞬驚いた顔をしました。もちろんお釣りはきちんと渡します。

言い合いにはなりませんでしたが、あれほど急いでいるようだった男性の動きが止まりました。

自分の動きが少し意地悪だったとは思います。

それでも、毎回レジ台に散らばった硬貨を拾う手間に気づいてくれたら、という気持ちがありました。

次の来店で常連は硬貨をトレーに置きます

それから同じ男性がまた来店しました。私はいつものようにレジに立ち、会計を待ちます。

男性は財布から硬貨を出し、レジ台へ手を伸ばしました。

けれど途中で手を止め、置き場所を変えたのです。

硬貨はばらばらにならず、トレーの中に収まりました。

私はそのまままとめて受け取り、数え終えます。会計は前よりスムーズに進みました。

その後もトレーで会計し、レジがスムーズに進みます

次の来店でも男性は支払う小銭をトレーに置きました。レジ前に硬貨が散らばることはありません。

男性から理由を聞いたわけではないので、あの日の私の動きがきっかけかは分かりません。

それでも、繰り返されていた困りごとがなくなったのは確かです。

私はトレーに手を添えて会計を終えました。

毎回拾い集めていた小銭が、今日はきれいに一か所にまとまっています。

たったそれだけの変化が、妙にうれしく感じられました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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