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「私が悪いのかな」子供を預けてくるママ友を断った私。後日、私がようやく伝えた本音

  • 2026.10.5
「私が悪いのかな」子供を預けてくるママ友を断った私。後日、私がようやく伝えた本音

帰り道で急に頼まれた日

娘が幼稚園に通いはじめてから、同じクラスのママ友と帰り道が一緒になることが増えた。30代くらいの気さくな人で、歩きながら夕飯の話をすることもあった。

ある日の帰り道、ママ友は男の子の手を引きながら、ふいに私を見た。

「急にごめん!1時間くらい子ども預かって!」

その日は夕方から習い事の予約を入れていた。

私は家にいる時間が長いので、予定がないように見えたのかもしれない。

「ごめんね。今日は用事があるから難しいの」

するとママ友は少し不満そうな顔をした。

「そっか。1時間くらいなら大丈夫かと思った」

それから別れ道まで、会話はほとんどなかった。

断っただけなのに、私のほうが悪いことをしたような気持ちになった。

(私が悪いのかな)

そのせいもあって、次に頼まれたときは引き受けた。

すると、その後は「下の子を病院に連れていきたい」「買い物だけ済ませたい」と頼まれる日が増えていった。

1時間の約束が2時間になることもあり、私は自分の習い事を取りやめるようになった。

一方で、ママ友が娘を預かってくれたことは一度もなかった。

次に頼まれたら伝えようと決めた

その月の終わり、私はこれ以上同じことを続けるのは難しいと思っていた。次に頼まれたらきちんと断ろうと考え、園の事務室でもらった預かり保育の申しこみ用紙を、かばんに入れていた。

お迎えを終えて娘と門を出ると、男の子を連れたママ友が立っていた。私を見つけると、いつものように笑顔で手を上げる。

「ねえ、今日もお願いしていい?買い物だけ済ませたいの」

私は一度息をついて、かばんから用紙を取り出した。

「今月は5回預かって、私の用事を取りやめたの」

ママ友の表情が止まった。

「だから、これからは子どもの預け合いはしないことにするね」

そう言って、預かり保育の申しこみ用紙を差し出した。

「急ぎのときは、園の預かり保育も使えるよ。申しこみの紙、もらってきたから」

ママ友は紙と私の顔を見比べた。

「そんなに迷惑だったなら、もっと早く言ってよ」

責めるような口調ではなかったが、戸惑っているのは伝わってきた。

私は娘の手をにぎり直した。

「うん。私もちゃんと言えなかった。でも、だから今言ったの」

ママ友は少し黙った。そばにいた男の子が、不思議そうに母親を見上げている。門から出てきた別のクラスのお母さんが横を通り、こちらに小さくうなずいてそのまま歩いていった。

やがてママ友は、差し出していた紙を受け取った。

「…ごめん。甘えてた」

次の週から、ママ友は園の預かり保育を使うようになった。私は取りやめていた習い事にも、また通いはじめた。

門の前で顔を合わせれば、今でもお互いに手を振って挨拶をしている。あのとき言いにくさを我慢せず、自分の都合も大切にすると伝えてよかったと思っている。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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