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【ネタバレ有】スピルバーグ、既に宇宙人と会ってたんでは? 映画『ディスクロージャー・デイ』

  • 2026.10.4

ちょっとした時間があるとき、未見の映画やドラマに手を出したいんだけど、分かんないから好きなのを繰り返し観ちゃう……という方。映画ライターよしひろまさみちが実際に観て偏愛する作品を、ネタバレ上等な私見&本音でおすすめしますよ〜。

よしひろさん、「きのう何観た?」 『ディスクロージャー・デイ』

story 気象キャスターのマーガレット(E・ブラント)は、ある日突然多言語を理解するようになったばかりか、オンエア中に意味不明の言葉を発して騒動に。一方、その放送を察知した謎の組織は、彼女の捕獲に乗り出す。
監督:スティーヴン・スピルバーグ/出演:エミリー・ブラント、ジョシュ・オコナー、コリン・ファース、コールマン・ドミンゴ ほか/配給:東宝東和/公開:現在、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー中
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宇宙ってロマンよねー。でもリアル

ようやく言えるわ〜。スピルバーグ御大の最新作『ディスクロージャー・デイ』のお話! これね、じつは公開前はかなり厳しくレビュー制限されていたんだけど、公開されたらこっちのもんよ。一言いわせていただきますと、スピルバーグさん、あんた宇宙人に間接的にでも会ってるね! っていう映画です。
 
みなさん、彼の監督初期作『未知との遭遇』(77)ってご覧になったことあるかしら? 各配信会社で観られるので、ぜひともこちらもチェックしていただきたいんですが、そもそもスピルバーグは若いころから、UFOや宇宙人(というか、宇宙から来た生命体)になみなみならぬ興味を寄せていたんですよ。で、『ディスクロージャー・デイ』とこの映画を並べたかと申しますと、思い切り地続きになっている作品だからです。

マーガレットさん覚醒の瞬間。この鳥が舞い込んでから、突然ロシア語や韓国語を話し始めます。

『ディスクロージャー・デイ』はこういうお話。お天気キャスターのマーガレットは、ある朝突然にあらゆる国の言語を無意識に使い始め、生放送のときには意味不明の擬音を出して大騒ぎ。ところが彼女自身は無意識でしゃべってるので、自分がどういう言葉を発したかも気づいていません。一方、サイバーセキュリティ専門家のダニエルは、自分が勤めていた組織から機密情報を持ち出して逃亡。この2人は、何者かに引き寄せられるように……。
 
はい、きました! ここです、ここ! この「引き寄せ」なんですが、『未知との遭遇』からスピ御大が提言している宇宙人コンタクトの基本のキなんですよ。なんだかよく分かんないけど、どうやら子どものころに何かを体験していて、それをシェアする誰かと何かでつながっている、っていう感じ。今やSFではアルアルな話なんですが、『未知との遭遇』はまさにこの話だったのね。なので、観たほうがよろしくてよ(ただ、50年弱前の映画だから古臭く観えるのは御愛嬌)。

今回の作品では、その引き寄せ問題がなぜ起きているのか、彼らがシェアしただろう過去の出来事は何か、さらには宇宙人やらUFOが地球に到達していたとしたら人間は何をするか、ってことを詳らかに描いているんですね。で、今回の引き寄せの2人、マーガレットとダニエル。ダニエルは逃亡中で隠れているので動けず、マーガレットは彼に引き寄せられちゃう。「東よ、東!」みたいな感じで、ぶっちゃけイミフ。そりゃボーイフレンドもポカーンで投げ出しますわ。

謎の組織ボス。何をしてるかは本編を観てからのお楽しみ。

そんなこんなで引き寄せられる2人を描きつつ、『未知との遭遇』になかったのは謎の組織の暗躍。コリン・ファース演じるボスが、元従業員のダニエルを追っかけてるときに、マーガレットの放送事故を知って「やべ、こいつも秘密知ってやがる!」とターゲットが倍増。って、これだけじゃわけわかんないわよね。要は、この謎の組織は、「●●●の△△△△△ーを利用」して大儲けしてるんですよ(さすがに伏字)。で、それは国家機密よりももっとやばい、地球規模の秘密ってわけ。本作のタイトルを和訳すれば、これがどうなるかお分かりに……って、うわー、さすがにこれ以上書いたら謎の組織が出てきそうなのでやめときます。が、とりあえず、『未知との〜』や『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』など、この手の映画を何本も撮ってるスピ御大。絶対あなた、間接的に会ったことありますよね、宇宙人。

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