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「自分を信じてハッピーに生きていることがキャリア以上に大事」俳優・佐久間由衣が理想とする目指したい女性像を体現

  • 2026.10.4

[IN THE BACK] vol.10
Starring Yui Sakuma
FEELING GOOD
 
ふとした瞬間の表情や仕草に宿る、その人自身の奥にある“何か”を引き出す、メイキャッパーUDAさんが手がける不定期連載。今回は俳優として活躍する佐久間由衣さんにジェンダーを超えて人を惹きつける、しなやかで凛とした女性像を表現していただきました。

レオタード¥60,500(アンナ チョイ/アンナ チョイ クライアントサービス) 、パンツ※参考商品(Yukari Abe)

BEHIND THE SCENES

残暑の強い日差しのなか、多忙なスケジュールの合間を縫って颯爽と現れた佐久間さん。すっと線が伸びるような凛とした佇まいの奥には、青い炎を思わせるような内に秘めた熱量が宿っていた。

レイヤードタンクトップ¥46,200、スカート¥52,800(共にカナコサカイ/サカス ピーアール)

自分を信じることから生まれる、しなやかな強さ。

「日常に溶け込むようなアイテムや質感なのに、どこか緊張感がある。そういう感じがすごく好きでした」
 
ファッションが好きだと話す佐久間さんにとって、からだになじみながらも緊張感をはらんだ今回のスタイリングは、自然と気持ちが高まるものだったよう。今回描いた女性像もまた、自身が思い描いていた理想と重なっていた。
 
「今回提案していただいたイメージは、理想とする、目指したい女性像に近いものでした。そこに無理して寄せていくというよりは、少しでも追いつけるように、という気持ちで撮影に向き合いました」
 
今回は事前にUDAさんと対話し、気持ちを整えてから撮影へ臨んだ。
 
「どちらかというと役作りに近い感覚。みんなでテーマを決めて、自分もそこに気持ちを合わせて現場に行く。あとは楽しむだけ、という撮影はなかなかないので、すごくスペシャルでした」
 
自身を取り巻く環境や日々の中で担うものが変化するにつれて、自分自身との向き合い方にも変化があった。
 
「いま、自分が大事にするべきものは何なのか。その選択を信じて、自分を肯定しながら人生を歩んでいきたいと思うようになりました。選んだものを信じて進まないと、周りにも影響する。だったら、自分を信じてハッピーに生きていることが、キャリア以上に大事なのかなって」
 
何を選び、何を大切にして生きていくのか。さまざまな変化を経たいま、その答えは以前よりも明確になりつつある。自ら下した決断を信じ、自身を肯定しながらも、日々模索して進んでいくこと。それは、強さをことさらに主張するのではなく、自信を持つことに繋がっている。今回の撮影で描かれた女性像は、そんな現在の佐久間さんの姿とも、どこか重なりあっていた。

Profile_UDA(うだ)/大手化粧品会社にてPRやマーケティング、教育、店頭プロモーションなどさまざまな業務に携わり、その後独立。現在は国内外のエディトリアル、コスメティック、ファッションのキャンペーン広告、ショーなどのメイクアップを担当。2021年に日本の季節にフォーカスした初の著書『kesho:化粧』(NORMAL)を刊行し、話題を集めた。

Profile_佐久間由衣(さくま・ゆい)/俳優。1995年生まれ、神奈川県出身。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」「らんまん」をはじめ、「最愛」『おいハンサム!!』など数々の話題作に出演。映画『キングダム』シリーズではカイネ役を演じ、最新作『キングダム 魂の決戦』が公開中。文芸誌『GOAT』で私小説を発表するなど、執筆の分野にも活動の幅を広げている。@yui_sakuma_official

direction & make-up: UDA[mekashi project] photograph: ITTETSU MATSUOKA
styling: DEMI DEMU hair: YUMA ASO edit: MIYU SUGIMORI

otona MUSE 2026年11月号より

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