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「かごが当たっているんですが」混雑するレジで何度伝えても目を合わせない女性、その後ろにいた男性の行動

  • 2026.10.4
「かごが当たっているんですが」混雑するレジで何度伝えても目を合わせない女性、その後ろにいた男性の行動

背中に何度も当たるかご

私は50代になった今も、仕事帰りによく同じスーパーへ立ち寄ります。その日は特売日で、夕方のレジにはどこも数人ずつ並んでいました。

いちばん短そうな列に並ぶと、前にはかごいっぱいに商品を入れた年配の人がいました。

男性はこちらを振り返り、困ったように笑います。

「混んでますねえ」

「ほんとですね」

しばらくすると、背中にこつんと硬いものが当たりました。

振り返ると、すぐ後ろに同年代くらいの女性がかごを持って立っていて、そのさらに後ろにはご主人らしい男性がいました。

私にもう少し前へ詰めてほしいのかと思い、少しだけ間を詰めました。

ところが、しばらくするとまた背中にかごが当たります。

前の男性との間には、もうほとんど余裕がありません。私は体を少し横に向け、前が詰まっていることが見えるようにしました。

それでも今度は、かごの角が腰のあたりを押すように何度も当たってきました。さすがに痛くなり、私は振り返りました。

「すみません。かごが当たっているんですが…」

しかし、女性から返事はありません。こちらを見ることもなく、売り場のほうへ顔を向けたままでした。

私は前を指しながら、もう一度伝えました。

「もう前には1歩も詰められません」

後ろの男性が静かに腕を引いた

それでも女性はこちらを見ませんでした。そして、またかごの角が背中に触れます。

そのとき、女性の後ろにいた男性と目が合いました。

男性は何も言わず、女性のひじのあたりに手を添えるようにして、少し後ろへ下がらせました。

それからは、かごが私の背中に当たることはありませんでした。

「お待たせしました。こちらへどうぞ」

店員さんに呼ばれ、私はかごをレジ台へ置きました。

「袋はご利用ですか?」

「いえ、大丈夫です」

会計を済ませて袋詰めの台へ移り、ふとレジのほうを見ると、女性はやはり別の方向を見ていました。

男性はそのすぐ後ろに立っていました。

あの女性が意図的にかごを押していたのか、それとも何か別の理由があったのか、私には今も分かりません。

その後も同じスーパーで、あの2人を見かけることがあります。特に何か起きたことはありません。

ただ、あの日以来、混んでいるレジに並ぶときは、前との距離だけでなく、後ろとの間隔も少し気にするようになりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた50代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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