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「俺のほうが先に待ってただろ」後から来た客が先に呼ばれる店で怒った男性。しかし、店長が番号札を確認して伝えた事実

  • 2026.10.2
「俺のほうが先に待ってただろ」後から来た客が先に呼ばれる店で怒った男性。しかし、店長が番号札を確認して伝えた事実

番号が前後するお店

日曜の昼、私は夫と小学生の息子と3人で、番号札で呼ばれる定食のお店に入りました。

入口の受付で札をもらい、壁ぎわの待合の椅子に並んで座ります。

受付には若い女性店員が立っていて、その横には「お席の種類により、お呼びする順番が前後します」と書かれた貼り紙がありました。

隣の椅子には、50代くらいのご夫婦が座っていました。

ご主人は何度も腕時計を見て、手の中の番号札を指で回しています。

「24番のお客様、カウンター席へどうぞ」

呼ばれたのは、1人で来ていた若い男性でした。

すると隣のご主人が、長いため息をつきます。

「うちは21番だぞ」

「カウンターが空いたからじゃない?そこにも書いてあるし」

奥さんが小さな声で言いましたが、ご主人は貼り紙を見る様子もありません。

そのあと26番の1人客もカウンターへ案内されると、ご主人は膝をぽんと叩いて立ち上がり、受付へ向かいました。

「うちはまだなのか」

「お待たせして申し訳ございません。カウンター席が空きましたので、お1人のお客様からご案内しております」

店員さんはそう説明しながら、横の貼り紙を示しました。

待合に響いた怒鳴り声

ちょうどそのとき、ホールから「27番のお客様」と声がしました。またカウンター席への案内でした。

すると男性は声を荒らげました。

「バカか、俺のほうが先に待ってただろ」

それまで話し声のあった待合が静まり返ります。隣にいた息子も驚いたように、私の袖をつかみました。

店員さんは一度頭を下げ、それでもその場から離れませんでした。

「申し訳ございません。ただ、テーブル席がまだ空いていないんです」

少し緊張した声でしたが、最後まで説明していました。

そこへ厨房のほうから、40代くらいの店長が出てきました。店長は受付の様子を確かめると、男性が持っている番号札を確認します。

「お客様は21番、テーブル席で2名様ですね」

男性は札を握ったまま黙っています。

店長は続けました。

「先ほどお呼びしたのは、カウンター席のお1人様です。テーブル席では、お客様が次のご案内になります。こちらの案内で間違いありません」

番号の下に書かれていた文字

男性は手を開き、自分の札を見ました。番号の下には「テーブル」と印字されています。

何か言いかけていた口が閉じ、札を持つ手がゆっくり下がりました。

「だから言ったじゃない」

奥さんがそばまで来て、ご主人の袖を軽く引きます。

しばらくして奥のテーブル席の片づけが終わると、店員さんが顔を上げました。

「21番のお客様、テーブル席へどうぞ」

男性はもう何も言わず、奥さんと一緒に店内へ入っていきました。

店長は受付の女性に小さな声で、「大丈夫。案内は間違ってないよ」と声をかけます。

店員さんはうなずき、再び受付に立ちました。

その後、少し待ってから私たちの22番も呼ばれました。席へ向かいながら、番号そのものだけでなく、その店の案内方法を確認することも大切なのだと感じた出来事です。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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