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「ちょっと音が気になるんですよ」下の階の男性に言われた。後日、エレベーターで乗り合わせた時の一言

  • 2026.10.1

昼寝中、足もとから突然響いた音

5歳の息子とマンションで暮らしています。

家の中では走らないよう、私は普段から息子に声をかけていました。

「おうちの中では走らないでね」

「うん、わかった」

床には厚手のマットを敷き、夜も8時には寝かせています。

ある土曜の朝、ごみ出しから戻ると、下の階に住む60代くらいの男性が階段の前に立っていました。

「上の方ですよね。ちょっと音が気になるんですよ」

突然のことで戸惑いましたが、私は頭を下げました。

「すみません。気をつけます」

普段から注意していたつもりでしたが、生活音の感じ方は人それぞれです。その日はいつも以上に気をつけて過ごしました。

ところが昼過ぎ、息子が昼寝を始めて間もなく、足もとから「ドンドン」と硬い音が突き上げてきました。

下から天井をたたいているような音です。

息子は驚いて飛び起き、私の腕にしがみつきました。

「ママ、いまの何?」

「大丈夫。ここにいるよ」

夕方、息子とソファに座って絵本を読んでいると、また同じ音が響きました。

朝に注意を受けてから半日ほどで、これが2度目です。

息子はびくっとして絵本を閉じ、それきりページをめくろうとしませんでした。

記録を見せた私に、管理会社が伝えたこと

その夜、息子が眠ってから、私はノートに時刻とそのときの状況を書きました。

13時10分は昼寝中。16時40分はソファで絵本を読んでいた時間です。

週明け、そのメモを持って管理会社へ相談しました。

40代くらいの女性担当者は、最後まで目を通してから確認しました。

「この2回は、お子さんが走っていた時間ではないんですね」

「はい。昼寝と、絵本を読んでいたときです」

担当者はうなずきました。

「わかりました。こちらからお話ししてみます」

数日後、園のお迎えから戻ると、エントランスにその担当者が来ていました。

下の階の男性と話しており、管理人さんも少し離れたところにいます。

私は息子の手を握ったまま、郵便受けの前で足を止めました。

「上の階の方からも、普段から音には気をつけているとうかがっています。気になることがあれば、天井をたたくのではなく、こちらへ連絡していただけますか」

男性は眉を寄せて何か言いかけました。

担当者は声を荒らげず、もう一度ゆっくり伝えました。

「何かあったときは、管理会社にご連絡ください」

男性は少し黙ったあと、視線を落としました。近くにいた管理人さんも小さくうなずいています。

「…わかった」

それ以来、天井をたたくような音は一度もしていません。

先週、エレベーターで男性と乗り合わせました。息子が私の後ろからそっと顔を出すと、男性は階数ボタンを見たまま、小さな声で言いました。

「静かにしてくれて、ありがとうな」

息子は少し驚いた顔をしたあと、にっと笑って頭を下げました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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