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ホンダ「X-ADV」がリセール7期連続1位! 新型「YZF-R9」は初登場でいきなり2位に

  • 2026.9.30

いま「売るときに高いバイク」はどれなのか? バイク未来総研が2026年6~8月の「リセール・プライス」ランキングを発表。ホンダ「X-ADV」が171.7Ptで7期連続の首位を守る一方、ヤマハの新型スーパースポーツ「YZF-R9」が初のトップ10入りで総合2位に飛び込んだ。

X-ADVは171.7Ptで首位独走! 新型YZF-R9が122.7Ptで一気に2位へ

バイクを選ぶとき、価格や性能と同じくらい気になるのが「手放すときに、いくらで売れるのか」というリセールバリューだ。

バイク王&カンパニーが運営するバイク未来総研は、2026年6月から8月を対象とした第58回「リセール・プライス」ランキングを発表した。

今回トップに立ったのはホンダ「X-ADV」。171.7Ptを記録し、これで7期連続の首位となった。

このランキングは、年間約10万台の中古バイクを取り扱うバイク王の取引データをもとに、業者間オークションでの落札価格と新車価格からポイントを算出したもの。ポイントが高いほど、購入価格に対して売却時の価値が高いことを示している。

X-ADVは第55回の113.2Ptから上昇を続け、今回は前回から32.2Ptアップ。メーカーの発表によると、2025年には欧州で1万6100台以上を販売し、オン/オフロードモデルで販売台数トップになったという。国内だけでなく海外でも高い人気を得ていることが、中古車市場での評価にも表れた格好だ。

honda x-adv
honda x-adv

そして今回、X-ADVとともに大きな存在感を見せたのがヤマハ「YZF-R9」だ。

初のトップ10入りながら122.7Ptを記録し、いきなり総合2位にランクインした。

YZF-R9は、MT-09にも搭載される888ccの直列3気筒「CP3」エンジンをベースに開発されたスーパースポーツ。専用アルミフレームは9.7kgで、ヤマハの歴代スーパースポーツ用フレームとして最軽量を実現しているという。

フロントにはウイングレットも装備。公道走行時には横風の影響を抑えながら、スポーツ走行では旋回時の接地感向上を狙うなど、サーキットだけでなく公道での扱いやすさも考慮したモデルとなっている。

前回のランキングでは、ホンダ「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」が初のトップ10入りを果たしていた。今回はYZF-R9が総合2位まで上昇しており、2回続けてスーパースポーツモデルが上位へ食い込んだことになる。

YAMAHA YZF-R9
YAMAHA YZF-R9

さらに第58回からは、国内主要4メーカーそれぞれのTOP5も新たに公開された。

ホンダはX-ADVを筆頭に、「CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES DCT」「NC750X DCT」「Gold Wing Tour」「NC750X」がTOP5入り。この5車種はいずれも総合ランキングでもTOP10に入った。

なかでも大きく順位を伸ばしたのがNC750Xで、前回25位から今回は7位へと上昇している。

ヤマハではYZF-R9がメーカー別ランキングでも首位。2位の「MT-09 SP ABS」に30.0Ptの差をつけた。以下、「TRACER9 GT」「MT-07 ABS」「MT-09 Y-AMT」と続く。

honda NC750X DCT
honda NC750X DCT

スズキでは「Vストローム800DE」と「Vストローム800」が1位、2位を占めた。ただし1位から5位までのポイント差は4.6Ptと小さく、上位モデルが拮抗している。

カワサキは「Z900RS SE」がメーカー別首位。こちらは1位から5位までの差がわずか2.8Ptで、国内4メーカーの中でも特に僅差となった。

今回のランキングで興味深いのは、上位を特定のカテゴリーだけが占めているわけではないことだ。

バイク未来総研所長の宮城光氏も、スーパースポーツ、アドベンチャー、ツーリング、マルチパーパス、スクーターなど異なるカテゴリーが上位に並んだ点に着目。「このカテゴリーだからリセールが高い」と単純に判断できる状況ではなくなってきていると分析している。

7期連続首位となったX-ADVの強さはもちろんだが、新型YZF-R9が初のトップ10入りでいきなり総合2位に入ったことも今回の大きなトピックだ。

バイクは「買うときの価格」だけでなく、「手放すときにどれだけ価値が残るか」でも見方が変わる。これから愛車選びを考えているライダーにとって、リセール・プライスはひとつの参考材料になりそうだ。

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