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「野良猫に餌をやっている」元野良の愛猫を抱く私。だが、近所の人がした勘違いとは

  • 2026.10.1

庭に来ていた猫を、家族として迎えた

実家の庭には、以前から一匹の野良猫がよく顔を出していました。

茶色いしま模様の人なつこい猫で、縁側で昼寝をしていく日もあります。

私と両親は話し合い、その猫を保護して家族で飼うことにしました。

動物病院で去勢手術を受けさせ、マイクロチップを入れて飼い主情報の登録も済ませました。

外に出るのは、首輪とリードをつけて私が抱っこし、近所をひと回りするときだけです。

道に降ろすことはなく、猫は腕の中から生け垣や飛んでいく雀を眺めていました。

ところがある日、市役所から家に電話がありました。電話を受けた母が、困った顔で私を呼びます。

「近所の人から、野良猫に餌をやって手なずけているって連絡があったみたい」

「えっ、うちの猫のこと?」

私にはもう飼い猫なのに、外から見れば以前から庭に来ていた猫です。

事情を知らない人には、今も野良猫に見えるのかもしれません。

その後、同じ内容の連絡がもう一度あり、通報は2度になりました。

書類を確認した職員さんの答え

数日後、市の職員さんが状況を確認するため家に来ました。

私は玄関先で、去勢手術の証明書とマイクロチップの登録証明書を見せました。

職員さんは書類を一枚ずつ確認し、私が抱いていた猫の首輪とリードにも目を向けます。

「外に出るときは、いつもこのように抱っこしているんですか」

「はい。道に降ろすことはありません」

職員さんはうなずきました。

「確認できました。こちらはきちんと飼われている猫ですね。野良猫に餌を与えているという状況ではありません」

その言葉を聞いて、ようやく肩の力が抜けました。

「よかった…。また連絡が来たらどうしようと思っていました」

「今回確認した内容はこちらでも記録します。通報された方には、こちらから状況を説明しますね」

私は「お願いします」と頭を下げました。

それ以来、市役所から同じ内容の電話が来ることはありませんでした。

もともと野良猫だっただけに、事情を知らない人が勘違いすることもあるのだと思います。それでも、手術や登録を済ませたことをきちんと示せたことで、無事に話が収まってほっとしました。

今日も猫は首輪とリードをつけ、私の腕の中から静かに外の景色を眺めています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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