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「裏目に出た」台風の飛来物から車を守るつもりが…愛車にボディカバーをかけて後悔したワケ

  • 2026.10.19
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

車が好きな方なら、愛車をきれいに保つためにボディカバーを使っている方もいるのではないでしょうか。鳥のフンや砂ぼこりなどが車体に直接付くのを抑えられる、保護用品の一つです。

筆者も車を守ろうとカバーを使いましたが、後から車体の角に細かな擦り傷を見つけました。良かれと思ってしたことが、裏目に出たように感じた経験です。振り返ると、使用前の確認や強風時の扱いに、見落としていた注意点がありました。

台風への備えで使ったカバーに、見落としていた注意点

使い始めたきっかけは台風が近づいていたことでした。何かが飛んできて車に傷がついたら嫌だと思い、カバーで保護しようと考えました。

使ったのは汎用のカバーです。ベルトで固定していましたが、かける前に車体の砂やほこりを落とすことはしていませんでした。目視で、それほど汚れていないだろうと判断し、カバー内側の汚れも確認していませんでした。

台風が過ぎてカバーを外すと、特に車体の角に、遠目では分からないほどの細かな擦り傷がついていました。事前の汚れ落としを怠った私の確認不足に加えて、強風でカバーがあおられ、車体に擦れたことが傷の原因になったのだと思います。車を守るためにしたことですが、基本を怠ったことが裏目に出たように感じました。それ以降、筆者は台風のときには、あえてカバーを使わなくなりました。

後からカバー使用時の注意点を確認すると、台風などの強風時には使用を避けるよう案内するメーカーもあることが分かりました。

固定していても、風を受ければばたつくことがある

ボディカバーメーカーの仲林工業は、台風・強風時には基本的に使用を避けるよう案内しています。留め具が緩んだり、カバーがめくれたりすると、ばたついて車体に擦れ、傷の原因になる場合があるためです。

同社の公式ブログでは、ベルトなどで留めていても、側面の生地が風を受けて膨らむ例を紹介しています。すそが持ち上がると、固定用ベルトが車体に直接触れ、擦れ続ける可能性もあると説明しています。

傷につながる原因の一つが、こうしたばたつきです。同社は、強風時にばたつきを抑えるために、カバーの上から梱包用ラップを巻く人もいると紹介しています。ただし、これは利用者の実践例です。メーカーは基本的に台風・強風時のカバーの使用を避けるよう案内しています。

また、カバー内側に土や砂が付着した状態で使うと、傷がつく場合があるとも注意を促しています。固定方法だけでなく、車体とカバーの汚れにも目を向ける必要があります。

台風への備えは、駐車場所や周囲の片づけも

普段カバーを使う際は、車体の砂やほこりを落とし、内側にも汚れが残っていないか確認したいところです。車に合うサイズを選び、清掃や固定の方法は製品の説明に従いましょう。

台風への備えとして、まず自宅周辺の植木鉢や物干し竿など、飛ばされそうな物を収納・固定することが挙げられます。利用できる場所があれば、屋内型のコインパーキングなどへ一時的に車を移すことも選択肢です。ただし、事前に浸水の危険がないかや、営業時間・利用条件を確認し、準備や移動は風雨が強まる前に済ませましょう。

カバーには汚れなどから車を保護する役割がありますが、飛来物の衝突による傷まで防げるとは限りません。車を守りたいという目的は同じでも、天候や駐車環境によって適した方法は変わります。「かけているから安心」で終わらず、使用条件と車体の変化を確認することが大切です。

参考:ボディカバー使用上の注意点(仲林工業)


筆者:jaco

大手自動車メーカーで、自動車の塗装ラインの構築に携わった。車体の塗装面に色むらや異物がないか、品質検査を行った経験もある。現在はITエンジニア兼Webライターとして、ものづくりの現場で得た経験を生かして執筆している。趣味はキャンプ、登山、旅行。フリーランス時代には年間50泊ほどのキャンプを楽しみながら、アウトドアやIT系の記事を執筆していた。


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