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25歳女性が130万円の中古軽を購入…助手席の父の“一言”に背筋が凍りお祓い→神社で聞いた“不穏な会話”

  • 2026.10.22
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出典:PIXTA(※画像はイメージです)

Aさん(41歳・女性)から聞いた、初めてのマイカーにまつわる体験談をご紹介します。オーディオをつけていないのに、車内から複数の人が話しているような小さな音が聞こえる。気のせいだと思っていた矢先、助手席の父親から音楽をかけているのかと聞かれたそうです。

他人にも聞こえていた事実に息を呑んだという彼女。数年前に購入した中古の軽自動車で起きた、少し不思議で忘れられない出来事です。

久しぶりの運転と一目惚れした黒の愛車

話は、彼女が初めての愛車を選ぶ時期にさかのぼります。 大学卒業後から東京で働いていた彼女は、長く車を運転する機会がなく、いわゆるペーパードライバー状態でした。

その後、25歳で実家に戻ったことをきっかけに、自分自身の車を購入することになります。 最初は運転に慣れていないため、取り回しのしやすい軽自動車を探していました。 丸みを帯びたかわいらしいデザインよりも、少しシャープで引き締まった印象の車に惹かれていたそうです。

そんな折、立ち寄ったコンビニエンスストアで偶然見かけた軽自動車に一目惚れをします。 細くつり上がったヘッドライトが印象的で、彼女は当時の交際相手にお願いし、中古車を探せるアプリで条件に合う一台を一緒に探してもらいました。 ボディカラーは黒色を希望しており、初めての愛車への期待に胸を膨らませて、実車を見に販売店へ足を運んだそうです。

しかし、そこで彼女は少しだけ気になる点を見つけることになります。

気になる前の持ち主の痕跡と納車時の妥協

実際にお店で見せてもらったその車には、中古車ならではの痕跡がいくつか残っていました。たとえば、ハンドルの中央やエアコンの吹き出し口周辺には、ハート形のラインストーンを貼っていたような跡があったそうです。

さらに、ヘッドライトには少しのくすみが見られ、販売店の担当者からは修理歴があることも告げられました。それでも担当者からは、掃除をすれば跡は消えるし、車の骨格など中までは影響していないので大丈夫だという趣旨の説明を受けます。 彼女はその言葉を信じて、約130万円でその車を購入する決意を固めました。

ところが納車日当日になってみると、ラインストーンの跡やライトのくすみは完全には取り切れていなかったそうです。少しの引っかかりは感じたものの、ここまで来て契約をやめるとは言えず、そのまま受け入れることにしました。

納車時の妥協はありましたが、お気に入りのカーフレグランスなどを置き、車は少しずつ彼女だけの空間になっていきます。そうして車に慣れ始めた頃から、彼女は少し不思議な現象に気づき始めるのです。

無音の車内で聞こえ始めた小さな話し声

休日のお出かけを中心に運転を楽しむようになった彼女ですが、ある時期から車内で奇妙な音を耳にするようになります。運転をしていると、時々、複数の人が小さく話しているような音が聞こえてくるそうです。

もちろん彼女はオーディオをつけておらず、車内は基本的に無音の状態でした。 何かが聞こえるものの、言葉の内容までは聞き取れないような不思議な音だったと言います。最初は、その音に対して合理的な理由を探していたそうです。車にはハードディスク付きのオーディオが装備されていたため、前の持ち主の録音データが残っているのではないか、あるいはラジオの消し忘れではないかと疑っていました。そのため、音が聞こえるたびに何度もオーディオのボタンを確認していたと言います。

それでも原因はわからず、疲れている自分の気のせいだろうと言い聞かせて過ごしていました。 しかし、その思い込みは、ある日の助手席での会話によって見事に打ち砕かれることになります。

父親の一言で確信に変わった車内の違和感

ある日、彼女は実家近くの静かな道路を運転しており、助手席には父親が乗っていました。その時も、いつものように複数の人が小さく話しているような音が聞こえていたそうです。

自分だけの気のせいだと思い込もうとしていた彼女ですが、突如、助手席の父親から「音楽をかけているの?」と尋ねられます。その言葉により、自分以外の他人の耳にもその音が届いていることが判明し、彼女は背筋が冷たくなるのを感じました。

父親も彼女と同じようにラジオやオーディオのボタンを押して確認し始めたそうで、その姿を見て怖い状況なのに少し笑ってしまったと言います。

この出来事によって不安が頂点に達した彼女は、以前から交際相手に勧められていた車のお祓いへ向かうことにしました。不安な気持ちを抱えて神社へ足を運んだ彼女ですが、お祓いを受けている最中に思いがけない出来事が起こります。近くを通りかかった別の参拝客から、以前ここで車のお祓いをしてもらったその日のうちに事故に遭ってしまった、という内容の会話が耳に入ってきたのだそうです。安心するために訪れた場所で逆に不安を煽られるという、なんともシュールな体験をしてしまったと彼女は苦笑いしながら振り返っていました。

消えた音と現在につながる中古車選びの教訓

そんな予期せぬ言葉を聞かされてしまった彼女ですが、不思議なことに、お祓いを受けた後から例の話し声のような音はピタリと聞こえなくなったそうです。とはいえ、また無音の車内にいると聞こえてくるかもしれないという不安が拭いきれず、彼女は車に乗る時は常に音楽を流すようになりました。

結局のところ、あの音が何だったのかは今でもわかっていません。心霊現象だったとは言い切れず、単なるオーディオ機器の不具合や電装系の機械的な要因だった可能性も十分に考えられます。事実として、その軽自動車自体は大きな故障もなく、彼女が県外へ引っ越すまで快適に走り続けてくれました。

この少し不思議な体験と、納車時に感じた小さな違和感は、彼女の中に一つの教訓を残しています。それは、中古車に限らず何かを購入する際、気になることがあれば決して妥協せず、自分が納得するまでしっかりと確認すべきだということです。

車という大きな買い物において、疑問点を曖昧にしたまま契約を進めないことは、誰にとっても大切な姿勢と言えるかもしれません。これから中古車選びをする方にとっても、どこか参考になる部分があるエピソードではないでしょうか。



ライター:Masaki.N
自動車メーカーで車体開発エンジニアとして設計・先行開発に携わった後、マーケティング/市場リサーチ領域で商品導入・訴求設計にも従事。さらに自動車サブスク系ITベンチャーでマーケティングを担当し、ユーザー視点のコミュニケーション設計を経験。現在は自動車ライターとして、新車情報、技術解説、モデル比較、中古車相場、維持費、業界動向まで幅広く執筆。SEO記事・コラム・インタビューなど媒体横断で制作し、専門知識を生活者の言葉に翻訳して「買う/持つ」の判断を支援します。加えて、カスタムを含む実車取材・体験を通じて得た一次情報を記事に落とし込み、机上の知識にとどまらない“現場感”のある解説を強みとしています。


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