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「これじゃ、料理じゃなくて…」新築ダイニングの照明が…30代夫婦が完成後に気づいた“建築会社のミス”

  • 2026.10.29
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは、元注文住宅営業マンのホリカワです。

夕食の支度を始めるころには、もう照明をつけている季節になりました。

じつは、注文住宅では照明の位置がトラブルにつながることも…。食卓を照らすペンダントライト(天井から吊るす照明)が、テーブルの真上から外れてしまうことがあるのです。

知人の営業マンから聞いた話をもとに、新築の打ち合わせでダイニングテーブルの位置を変えたとき、何を一緒に確かめればよいのかを考えてみたいと思います。

ダイニングテーブルの向きを変えたのに、照明の位置が直らなかった家

2~3年ほど前、知人の営業マンが30代のご夫婦の家づくりを担当しました。

打ち合わせの終盤、奥さまが「ダイニングテーブルの向き、キッチンと直角じゃなく、平行にしたい」と希望したそうです。

知人の会社のIC(インテリアコーディネーター)も「そのほうが動線が良くなりますね!」と同意したといいます。

ところが、平面図(間取りを描いた図面)は直したものの、照明の位置を描いた電気の図面は直されないまま工事が進みました。

完成した部屋では、ペンダントライトがテーブルの中心からズレた場所を照らしていたのです。

知人によると、奥さまから「あれ?テーブルの向き変えるって言いましたよね?これじゃ、料理じゃなくて、人が歩く場所がライトアップされちゃいます」と言われたそうです。

結局、天井の中の配線を引き直し、それに伴い天井クロス(天井に貼る壁紙)も貼り替えることになりました。費用は建築会社が負担したそうです。

私は、このような事例を初めて聞いたので、学びになりました。他山の石としたい事例であり、これから家を建てる人には覚えておいてほしいと思います。

配置を変えたら、建築会社の側で電気の図面も一緒に直すのが本来の手順

家の図面は1枚ではありません。間取りや家具を描いた平面図と、照明・コンセント・スイッチを書き込んだ電気の図面(電気設備図)は、別ものです。

ペンダントライト1灯で食卓の真ん中を照らすなら、設置位置はテーブルの中心の真上。

この家では、向きを変えたときにテーブルの中心も動いたのに、電気の図面では照明の記号が元の場所に残っていたのです。

ダイニングテーブルの配置を変えたら、変更の要望を受けた建築会社が、平面図と照らし合わせて電気の図面も一緒に直すのが本来の手順です。

平面図を直したあと、電気の図面もICや営業がダブルチェックできていれば、施主が困ったり、建築会社が配線し直したりするのを防げた可能性が高いと私は思います。

念のため、施主の側でも「照明の位置」を確かめておく

そのうえで、建築会社のミスを防ぐための自衛策として、施主の側にもできることがあります。

図面の修正をチェックし、「現場」で位置を確かめる

ダイニングテーブルの位置を変えたら、次の打ち合わせで「電気の図面も直りましたか?」と聞き、直した図面を見せてもらいましょう。

配線の位置を現場で確かめる日(配線の立ち会い)があれば、床にテーブルの大きさのテープを貼ってもらいます。

そして、図面と見比べつつ、「ここにテーブルを置くので、照明はここですか?」と床と天井を指しながら確かめてみてください。

図面の記号だけでは、照明がテーブルの真上に来るかまでは分かりにくいものです。配線の立ち会いの予定がなければ、照明の位置を現場で確かめられないか、担当者に相談してみてください。

テーブル位置が決まらないときは、照明をずらせる仕組みにしておく

テーブルの位置や大きさを決めきれないなら、照明の位置に柔軟性を残す手もあります。そうしておけば、ある程度の範囲なら、天井の配線をやり直すことなく照明の位置を動かせます。

たとえば、照明用のレール(ライティングレール)か、ペンダントライトの吊り下げ位置をずらせるサポーターを付けておく方法です。

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

ただ、レールやサポーターに吊るせる照明の重さには限りがあり、天井の強度が足りないと落下のおそれもあります。

日立グローバルライフソリューションズも、照明器具を取り付ける前に、天井の取付部の強度を確かめるよう案内しています。

レールやサポーターの取り付けに電気工事の資格が要る場合もあるので、建築会社に相談しておきたいところです。

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テーブルの位置を変えたら「照明の位置は大丈夫ですか?」とひと言

新築でダイニングテーブルの位置を変更すると、複数の図面を書き直さねばならなくなることがあります。とくに、テーブルの上を照らす照明の位置は、電気の図面のほうで直す必要があります。

本来は建築会社が注意すべきことですが、電気の図面の直し漏れを防ぐ自衛策として、念のため「照明の位置は大丈夫ですか?」とひと言聞いてみてください。

そうすれば、照明が食卓の真上に来るかを、完成の前に確かめられます。


参考:
照明器具の取り付け方(日立グローバルライフソリューションズ)


ライター:ホリカワ ダット
注文住宅の建築会社に営業職として従事したあと、SEOライターとして独立。500組以上の家づくり相談に携わった経験をもとに、「マイホーム取得を少しでもラクに」をテーマに、住宅ジャンルの記事を幅広く執筆中。インテリアコーディネーター/1級カラーコーディネーター(商品色彩)資格保有。


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