1. トップ
  2. 恋愛
  3. 42歳男性「僕が大学生の頃は…」2回目のデートで思い出話を10分→32歳女性が笑顔で返した“一言”に、空気が凍ったワケ

42歳男性「僕が大学生の頃は…」2回目のデートで思い出話を10分→32歳女性が笑顔で返した“一言”に、空気が凍ったワケ

  • 2026.10.25
undefined
出典:photoAC ※画像はイメージです。

皆さま、こんにちは。認定婚活カウンセラーの辻田圭佑です。

年の離れたお相手との会話で、場を盛り上げようと、つい昔の話をしてしまう方がいます。

今回は、仮交際(複数の方と同時に進められるお試しの交際期間)中の42歳・会社員の男性が、2回目のデートで話した思い出話が、思わぬ方向に転がった場面をご紹介します。

1回目のデートは、お互いに緊張して、会話があまり弾みませんでした。今度こそ場を温めよう。男性はそう決めて、2回目の日を迎えました。待ち合わせたカフェで、注文を終えたときのことです。男性は、少し身を乗り出して話し始めました。

「僕が大学生の頃は、CDを買いに行くのが楽しみでね」

向かいに座るのは、32歳・会社員の女性。笑顔でうなずく様子に気をよくして、男性の話は止まりません。あの頃のドラマは毎週欠かさず見ていた、主題歌を口ずさみながら帰った。タイトルを1つ、また1つと挙げていくうちに、10分がたっていました。

そこで女性が、笑いながら、こう返しました。

「その頃、私は小学生でした」

男性の動きが止まりました。女性に悪気はなく、思わず口をついて出た事実でした。

男性は「そうなんですね」とだけ返して、水を一口。

そのあとは話題を探すばかりで、会話は静かに途切れていきました。帰り道、男性が覚えていたのは、話の中身ではなく、女性の笑顔が一瞬だけ固くなった瞬間でした。

盛り上げたかったのに、残ったのは年の差だった

翌日、女性が所属する結婚相談所の仲人(担当者)さんを通じて、男性の担当である私のもとに、感想が届きました。

「悪い方ではないのですが、昔のお話が続いて、会話が少し噛み合いませんでした」

それを伝えると、男性は私にぽつりと打ち明けました。

「年の差を、指摘された気がして」

男性は、盛り上げようとしただけでした。ただ、世代が違えば、昔の話に共通の記憶はありません。

聞く側は相づちを打つしかなく、話が長くなるほど、見てきたものの違いだけが浮かび上がります。女性の一言も、責めるつもりのない、事実の確認でした。

その経験を踏まえて、話す内容を入れ替えてもらうことにしました。昔の話の代わりに、「最近、聴いている曲はありますか?」と、相手の今を聞く。教えてもらったものは実際に聴いて、次に会ったときに、結果を伝える。この2点です。

「聴いてみました」の一言

次の仮交際は、33歳の女性でした。

1回目のデートで、最近ハマっているものを聞くと、返ってきたのは、ある歌手の名前でした。「ライブ映像を見るのが、最近の楽しみなんです」と、女性の声が少し弾みます。男性は帰りの電車で、その曲を聴きました。

2回目は言いそびれてしまい、迎えた3回目のデート。

「教えてもらった曲、聴いてみました。2番の歌詞が好きで、昨日は通勤の電車で3回も聴いてしまいました」

女性は目を丸くしてから、笑顔になりました。

「私も、2番がいちばん好きなんです」。そう言って、「じゃあ、次はこれも聴いてみてください」と、次のおすすめを教えてくれたそうです。2か月後、2人は真剣交際(1人に絞って進む交際)に進みました。男性は照れくさそうに、「知らない曲を聴くのは、思った以上に新鮮でした」と話していました。

交際が深まったころ、女性がふと、こう口にしたそうです。

「年齢を気にしない人だと思いました」

昔の話が悪いわけではありません。ひとつ話したら、「その頃、どんなものが好きでしたか?」と相手に渡す。それだけで、同じ思い出話が、相手も加わりやすい話題になります。


ライター:辻田圭佑

結婚相談所Ti Amo(ティ アモ)代表。2020年に開業し、IBJ正規加盟店として婚活のサポートを行う。認定婚活カウンセラー、宅地建物取引士、認定AFPの資格を持ち、「結婚・住まい・お金」をつなげた人生設計の相談にも応じている。

の記事をもっとみる

注目コンテンツ