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36歳女性「私のこと信用してないってこと?」女性が思わず驚いた男性からの“結婚前の提案”

  • 2026.10.25
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

結婚前にお金や家事について話し合っておくことは大切です。

ただ、その内容を「契約書にしたい」と言われたら、少し身構えてしまう人もいるでしょう。
今回ご紹介するのは、真剣交際を意識するほど順調だった二人が、「婚前契約」という言葉をきっかけに一度立ち止まったケースです。

女性は、結婚前に話し合うことには前向きだった

36歳の女性と40歳のAさんは、約3か月で7回デートを重ねていました。
仕事や住まい、結婚後の働き方についても少しずつ話しており、大きな価値観の違いは見つかっていませんでした。

女性は、結婚前にお金や家事について確認しておくことにも前向きでした。

  • 生活費をどう分けるか
  • 家事はどちらが何を担当するか
  • 住宅を買うなら、どのくらいの予算にするか

こうした内容を曖昧なまま結婚するより、先に話しておいたほうが安心だと考えていたからです。

Aさんも同じように、結婚後の生活を具体的に考えるタイプでした。
そのため女性は、「真剣交際へ進んでも話し合いはしやすそう」と感じていました。

ただ、Aさんが考えていたのは、話し合うことだけではなかったのです。

7回目のデートで、その違いが初めて表に出ます。

「婚前契約みたいなものも作りたい」で女性が戸惑った

その日は落ち着いたフレンチレストランで、結婚後のお金について話していました。
生活費や貯蓄の分け方について一通り話したあと、Aさんがこう言いました。

「真剣に結婚するなら、婚前契約みたいなものも作りたいんだよね」

女性は予想していなかった言葉に驚きました。

「私のことを信用してないってこと?」

そう聞くと、Aさんはすぐに否定します。

「逆だよ。揉めたときに感情だけで決めないために、最初に二人で決めておきたいんだ」

Aさんには、女性を疑っているつもりはありませんでした。

ただ、女性には「結婚する前から、すでにトラブルが起きる前提で考えている」ように聞こえました。
さらに「契約書」という言葉から、結婚生活が細かなルールで縛られてしまうイメージも持ちました。

女性は話し合いそのものを嫌がっていたわけではありません。

それでも、「約束」と「契約」は自分の中では別だと感じたのです。

男性が求めていたのは、“離婚への備え”だけではなかった

Aさんが婚前契約を意識するようになったのには、身近な経験がありました。
以前、友人夫婦がお金や家事をめぐって大きく揉めたことがあります。

結婚前には「何とかなる」と考えていたものの、実際に生活が始まると、お互いが当然だと思っていた基準が違っていたそうです。

  • 家事をどこまでやるのか
  • 高額な買い物は事前に相談するのか
  • それぞれが持っていた資産をどう考えるのか

最初に何も決めていなかったことで、「言った」「聞いていない」という争いまで増えていったとAさんは聞いていました。
その経験から、「大切なことは最初に言葉にしておいたほうがいい」と考えるようになったのです。

女性も事情を聞くと、Aさんが離婚を前提に結婚しようとしているわけではないと分かりました。

ただ、それでも何でも文書にしてしまうことには抵抗が残ります。
細かな生活ルールまで書面にし、一度決めたことを守り続けなければならない。

そんな結婚生活は窮屈だと感じたからです。

“契約にすること”と“書いて残すこと”を分けて考えた

女性は、その場で「婚前契約は絶対に嫌」と断ることはしませんでした。

代わりに

「何を契約書にしたいの?」

と具体的に聞くことにしました。

話してみると、Aさんも家事の回数や毎日の生活まで法的な約束にしたいわけではありませんでした。
Aさんが特に気にしていたのは、結婚前から持っている資産や、住宅購入などの大きなお金についてです。

そこで二人は、まず「結婚前に確認しておきたいこと」を書き出しました。

  • それぞれが現在持っている資産
  • 共同で貯めるお金
  • 大きな買い物をする場合の相談方法
  • 家事の基本的な分担

そのうえで、すべてを同じ扱いにしないことにします。
資産や大きな支出など、後から認識違いが起きると困る部分は文書で残す。

家事や日々の生活については、状況に応じて変わるため、固定的な契約にはしない。

このように整理すると、女性の感じていた抵抗も少し減りました。

最終的に二人は、正式な婚前契約書を作ることは見送りました。

その代わり、資産や大きな支出について二人で確認した内容を文章として残すことにします。
Aさんも「契約書を作ること自体」が目的ではなかったと気づき、女性も「何も残さない」より安心できる部分があると感じました。

二人はその後、真剣交際へ進んでいます。

結婚前のルールは、“縛るため”ではなく認識を合わせるために使う

結婚前に生活のルールを決めておくことには、メリットがあります。
お金や家事について、「自分はこうするつもりだった」というすれ違いを減らしやすくなるからです。

一方で、何でも細かく決めすぎると、生活の変化へ対応しにくくなります。

仕事が忙しくなることもあります。
収入が変わることもあるでしょう。

家事の負担も、その時々で変化します。

そのため、最初からすべてを固定する必要はありません。

特に大きなお金や資産については記録を残し、日常生活については定期的に見直す。

そんな分け方もできます。

今回のケースでも、女性が抵抗を感じたのは「話し合うこと」ではなく、「結婚生活を契約書で縛るように感じたこと」でした。

Aさんも、文書化する目的を改めて考えたことで、必要な部分だけを残す形へ切り替えています。

大切なのは、契約書を作るかどうかではありません。

  • 何を不安に感じているのか
  • どんな認識違いを避けたいのか

そこを二人で確認し、必要なものだけ言葉にして残すことです。

結婚前の話し合いは、相手を疑うためではなく、二人が同じ前提で生活を始めるために行うものなのではないでしょうか。

プロフィール

望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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