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「海外赴任になったら3年くらい一緒に来て」「私の仕事はどうするの?」→直後、男性が放った一言に女性が“違和感を覚えた”ワケ

  • 2026.10.27
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出典:photoAC ※画像はイメージです

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

転勤や海外赴任の可能性がある相手との結婚では、「そのとき一緒に行くのか」という話が出ることがあります。

ただ、同行する側にも仕事や生活があります。

夫婦で一緒に暮らしたい気持ちと、これまで築いてきたキャリアを守りたい気持ちは、簡単にどちらかを優先できるものではありません。
今回ご紹介するのは、真剣交際後に海外赴任への同行を求められ、女性が自分の仕事について改めて考えることになったケースです。

女性は、結婚後も今の仕事を続けるつもりだった

38歳の女性と42歳のAさんは真剣交際に入り、入籍後も二人とも働き続けることで話がまとまっていました。

女性は現在の職場で長く経験を積んでおり、仕事内容にもやりがいを感じています。
結婚したからといって退職するつもりはなく、Aさんもその考えを理解していました。

Aさんの勤務先では、将来的に海外赴任になる可能性があります。

そのことは仮交際中から女性も聞いていました。

ただし、赴任先も時期も決まっていません。

数年以内に必ず海外へ行くという話でもなかったため、女性も「実際に話が出たら考えればいい」と捉えていました。

Aさんも普段は女性の仕事を尊重しており、結婚後に家庭へ入ってほしいと求めたことはありません。

そのため女性は、海外赴任についても当然二人の仕事を見ながら相談するものだと思っていたのです。

「休職できなければ辞めても」で女性の表情が変わった

真剣交際後5回目のデートでは、今後どのような働き方をしたいかという話になりました。

Aさんが海外赴任の可能性に触れた流れで

「もし海外赴任になったら、3年くらいなら一緒に来てほしいかな」

と話しました。女性は

「その場合、私の仕事はどうするの?」

と聞き返します。

Aさんは少し考えてから

「休職できれば一番いいけど、難しかったら一度辞めても、帰国してからまた探せるんじゃないかな」

と答えました。

女性はそこで黙ってしまいました。

Aさんには、女性の仕事を軽く見るつもりはありません。
3年程度なら帰国後に再就職できる可能性もある。

それより、新婚のうちから数年間別居するほうが夫婦にとって負担になると考えていたのです。

しかし女性には、「Aさんの仕事は続ける前提で、自分だけが調整する話」に聞こえました。

男性は“一緒に暮らしたい”、女性は“自分だけ手放す前提”に感じた

Aさんが海外赴任への同行を希望した理由は、単純でした。

結婚したら、できるだけ同じ場所で生活したい。

3年間も離れて暮らすなら、日常を共有できない時間が長すぎると感じていたのです。
Aさんにとっては、女性についてきてもらうことが、夫婦関係を優先する選択に見えていました。

一方、女性もAさんと一緒に暮らしたい気持ちはあります。

ただ、それまで働いてきた職場を辞めることは、「3年間だけ仕事を休む」というほど簡単ではありません。

同じ条件で復職できるとは限りません。
帰国後に希望する仕事がすぐ見つかる保証もないでしょう。

年齢や職種によっては、3年間の離職がその後のキャリアに大きく影響する可能性もあります。

女性は

「私の仕事だけ調整する話になってない?」

とAさんへ伝えました。

その言葉を聞き、Aさんも自分の中で「海外赴任になったら行く」という前提をほとんど疑っていなかったことに気づきます。
女性が仕事を辞める可能性は考えていたのに、自分が赴任を断る可能性まではほとんど考えていなかったのです。

“妻が辞めて同行する”を外し、二人の選択肢を並べることにした

二人は、その場で「同行する」「単身赴任する」という結論を出すことはしませんでした。

実際に海外赴任の話が出たときに、具体的な条件を見て判断することにします。

  • まず女性の勤務先に休職制度があるのか
  • 海外赴任への帯同を理由に利用できる制度はあるのか
  • 現地で女性が働く方法はあるのか
  • Aさんが単身赴任を選ぶ場合、どのくらいの頻度で帰国できるのか

そしてAさん側にも、赴任を断る、時期をずらす、別の働き方を相談するといった選択肢があるのかを確認することにしました。

Aさんは

「自分が行くのは確定で、君がどう合わせるかって考え方になってたかもしれない」

と認めました。

女性も、どんな条件でも同行しないと言っているわけではありません。
ただ、「妻が仕事を辞めて同行する」という一つの形だけを結婚前から約束することはしない。

それが二人の結論になりました。

最終的に女性も、自分の仕事がAさんの仕事と同じように判断材料へ入ることを確認できたことで納得しました。
二人は海外赴任時の答えを固定しないまま、結婚準備を続けています。

海外赴任は、“誰が合わせるか”ではなく二人の選択肢を比べる

海外赴任がある相手との結婚では、「同行するかどうか」を事前に話しておくことは大切です。
ただし、まだ赴任先も期間も条件も分からない段階で、一つの答えを約束する必要はありません。

特に共働きの場合、同行する側は仕事を大きく変える可能性があります。

  • 休職できるのか
  • 退職した場合、帰国後に復職できるのか
  • 現地で働く方法はあるのか

こうした条件によって、現実的な選択肢は変わります。

また、海外赴任を命じられた側にも、必ず受ける以外の選択肢があるかもしれません。

  • 会社へ相談する
  • 時期を調整する
  • 単身赴任を選ぶ

夫婦どちらか一方だけが「合わせる側」になるのではなく、双方の仕事を同じテーブルに載せて考えることが重要です。

今回の二人も、一緒に暮らしたいという気持ちそのものでは対立していませんでした。
女性が気になったのは、そのために自分だけが仕事を手放す前提になっていたことです。

夫婦として同じ場所で暮らすことも、仕事を続けることも大切だからこそ、実際に状況が変わったときに二人で選び直せる余地を残しておくことが必要です。

プロフィール

望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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