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日本と中国、キュレーター2名の共同企画に響くデュエット

  • 2026.9.30

Duet: Asian Contemporary

日本と中国、キュレーター2名の共同企画に響くデュエット

Duet: Asian Contemporary
Top Photo:fumiko imano《our first dinner spaghetti/paris/2021》〈le fumistol〉より 2021年 フォトモンタージュ(発色現像方式印画) 作家蔵 ©fumiko imano

中国と日本の現代写真・映像作品を紹介する展覧会「デュエット――アジアン・コンテンポラリー」が、東京都写真美術館にて9月30日(水)から2027年1月17日(日)まで開催される。

ジャン・ポンイー《Dark Addiction 1H43′24″》2013年 インクジェット・プリント 作家蔵 ©Jiang Pengyi, Courtesy of ShanghART Gallery
fumiko imano《our first dinner spaghetti/paris/2021》〈le fumistol〉より 2021年 フォトモンタージュ(発色現像方式印画) 作家蔵 ©fumiko imano

2018年に同感で開催された「愛について アジアン・コンテンポラリー」展から8年、シリーズ2回目となる本展。
中国の写真複合施設 三影堂廈門撮影芸術中心のエグゼクティブ・ディレクター Teng Qingyunと東京都写真美術館学芸員 伊藤貴弘による国際共同企画であり、両者が出品作家の選定から互いの提案に応答を重ねる「デュエット」によって作り上げられた。

三影堂廈門撮影芸術中心は国際的に活躍する写真家ユニット RongRong & inriによって2007年に北京で設立された、写真のための複合施設。
2015年には福建省の厦門に新たな拠点がオープンし、中国の写真文化を国内外に発信する重要な拠点となっている。

村越としや〈より深い静けさのために風は唱う〉より 2016年 ゼラチン・シルバー・プリント 作家蔵

本展では、国内外で活躍する中国作家4名 Wang Tuo、Sui Taca、Luo Yang、Jiang Pengyi、日本作家2名 村越としや、fumiko imano計6名のアーティストによる多彩な写真・映像作品を紹介。
うち中国作家4名は、いずれも日本の公立美術館では初めての作品公開となる。

ワン・トゥオ《Smoke and Fire》〈The Northeast Tetralogy〉より 2018年 シングルチャンネル4Kヴィデオ 作家蔵 Courtesy the artist and WHITE SPACE

本来2人で奏でる音楽形式を意味する「デュエット」。
異なる声や旋律がお互いに応答しながら1つの表現を形作るその在り方は、アーティストたちの対話にも重なる。

東日本大震災の前後という2つの時間の福島を通観する村越、歴史を静かに語り直すWang、「詩経」に詠まれた地を巡るSui、同時代の若者と向き合うLuo、蛍の光をフィルムに直接記録するJiang、セルフ・ポートレートによるコラージュで「双子」を生む imano。
「デュエット」という言葉を手がかりに作品が並べられた展示空間には、複数の視点や文化、時間、そして個人の経験が交差し、新たな関係性が生まれる。

スイ・タカ《Heaven Guards》〈Odes〉より 2024年 インクジェット・プリント 作家蔵
ルオ・ヤン《San 2》〈Girls〉より 2026年 発色現像方式印画 作家蔵

日中の今を繋ぐ二重奏。
それぞれの作品が織り成す響き合いを感じて。



TOKYO PHOTOGRAPHIC ART MUSEUM
03-3280-0099
 

 
【Duet: Asian Contemporary】
DATE:9月30日(水)〜2027年 1月17日(日)
※月曜休館
※ただし月曜が祝休日の場合は開館、翌平日休館
※12月28日(月)〜1月1日(金)は年末年始休館
TIME:10:00am〜6:00pm
※木曜、金曜は8:00pmまで
PLACE:東京都写真美術館
ADDRESS:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
ADMISSION:一般 ¥900、学生 ¥720、高校生 ¥450
※中学生以下無料
WEBSITE:topmuseum.jp/exhibition/5421/
 

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