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「洗濯物が濡れてしまったんです」毎週末ベランダに落ちる水。伝えても変わらなかった上階の奥さんが、態度を変えたきっかけ

  • 2026.9.29
「洗濯物が濡れてしまったんです」毎週末ベランダに落ちる水。伝えても変わらなかった上階の奥さんが、態度を変えたきっかけ

朝6時、ベランダに落ちてきた水

3か月前、うちの上の階に40代くらいの奥さんがいるご家族が越してきた。

しばらくすると、毎週末の朝6時ごろになると、頭の上からゴシゴシと何かをこするような音が聞こえるようになった。

最初は、それほど気にしていなかった。

ところがある土曜日、ベランダに干していたシーツを見て、私は手を止めた。

端のほうに、点々と水のしみができていたのだ。

見上げると、上のベランダの縁から水がポタポタと落ちている。

うちのベランダの床にも、小さな水たまりができていた。

次の週末、ゴミ出しの帰りにエレベーターで上の階の奥さんと一緒になった。迷ったものの、私は思い切って声をかけた。

「すみません。上から水が落ちてきてるみたいで…。洗濯物が濡れてしまったんです」

奥さんは少し驚いた顔をしたあと、にこやかに頭を下げた。

「あら、ごめんなさいね」

すぐに分かってもらえたように思い、私はほっとして部屋に戻った。

ところが翌週も、朝6時ごろになると同じ音が聞こえ、また水が落ちてきた。

ひと月ほどして廊下で会ったとき、私はもう一度伝えた。

「この前のお水なんですけど、まだ時々落ちてきていて……」

すると奥さんは、また笑顔で答えた。

「あら、ごめんなさいね」

それでも状況は変わらなかった。

夕食のとき、その話を聞いた夫が言った。

「二回伝えても続いてるなら、今度は管理会社に相談したほうがいいかもな」

私も、直接何度も言うより、そのほうがいいように思えた。

管理会社に送った3週分の写真

その週末から、私は水が落ちてきた日に、濡れたシーツやタオル、ベランダの床を写真に残すことにした。

3週分の写真をまとめて、マンションの管理会社へ送った。

数日後、担当者から電話があった。

「写真、確認しました。こちらから上の階の方にお話しします」

その後、担当者から再び連絡があり、上の階の奥さんにも、私が送った写真のうち一枚を見てもらったと聞いた。

白いシーツに水のしみが残っている写真だった。

担当者によると、ベランダで水を使うと下の階まで落ちることがあるため、今後は水の使い方に気をつけてもらうよう伝えたという。

責めたいわけではなかったので、それを聞いて私も少し肩の力が抜けた。

次の土曜日。朝6時を過ぎても、頭の上からあの音は聞こえてこなかった。

昼前、エレベーターで奥さんと一緒になると、向こうから小さく頭を下げられた。

「先日は、ご迷惑をおかけしました」

「いえ。ありがとうございます」

それだけの短いやり取りだった。

その日、私はベランダいっぱいにシーツを干した。夕方に取り込むと、端まできれいに乾いていた。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた50代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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