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「水遊びでもしてるの?」引っ越して半月で水漏れを疑われた夫婦。だが、洗濯機の下から出てきた原因

  • 2026.9.29

引っ越して半月、突然訪ねてきた2人

夫とこの部屋に引っ越してきて、半月ほどたったころのことです。

平日の午前10時ごろ、私が洗濯機を回していると、玄関のチャイムが鳴りました。

夫と一緒に出ると、年配の男性が2人立っていました。

一人はこの建物のオーナーで、もう一人は真下の部屋の住人でした。

引っ越しの挨拶に回ったときにはどちらにも会えなかったため、顔を合わせるのはこの日が初めてです。

オーナーは私たちの顔を見比べると、いきなり言いました。

「下の部屋の風呂場の壁から、水がしたたってるんだけど。水遊びでもしてるの?」

あまりに突然のことで、私は意味が分かりませんでした。

「え……水遊びですか?」

するとオーナーは、もう一度言いました。

「だから、水遊びでもしてるのって聞いてるの」

その後ろから、下の階の男性も一歩前に出ます。

「風呂場が水浸しなんですよ」

「でも、こちらでは水をこぼした覚えはありません」

夫がそう答えると、オーナーは納得していない様子でした。

「じゃあ、中を確認してもいいよね」

オーナーは部屋に上がり、お風呂場や洗面所、台所を見て回りました。

しかし、床が濡れていたり、水があふれていたりする場所はどこにもありません。

結局、その場では原因が分からず、水道の業者さんに調べてもらうことになりました。

洗濯機の下で見つかった原因

業者さんが来た日も、私はオーナーから言われた「水遊びでもしてるの?」という言葉が頭に残っていました。

業者さんはまず下の部屋で、壁を伝っている水を確認しました。

そのあと私たちの部屋へ上がり、オーナーと下の階の男性も一緒に入ってきました。

お風呂場や洗面所などを一通り調べても、すぐには原因が見つかりません。

しばらくして、業者さんが洗濯機の前で足を止めました。

「念のため、この下も確認します」

洗濯機をずらし、床の一部を開けて確認すると、業者さんが懐中電灯を向けた先に異常が見つかりました。

床下を通っている排水の配管に、10cmほどの穴が開いていたのです。その縁には、細かい歯の跡も残っていました。

「ネズミにかじられていますね。原因はここです」

業者さんは穴を示しながら説明しました。

「お住まいの方の使い方が原因ではありません。建物の配管を修理する必要があります」

オーナーが何か言いかけましたが、業者さんは念を押すように続けました。

「今回の水漏れは、お住まいの方の問題ではありません」

オーナーは配管の穴を見たまま黙り、下の階の男性も腕を組んだまま何も言いませんでした。

少しして、オーナーが小さな声で言いました。

「……そうでしたか」

配管はその週のうちに直り、下の部屋の水漏れも止まりました。

私たちは今もこの部屋に住んでいます。廊下でオーナーや下の階の男性に会えば、私はこれまで通り「おはようございます」と声をかけています。

オーナーは目を伏せるように会釈をすると、そのまま足早に通り過ぎていきます。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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