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ヘアメイク職人・化け子さんに学ぶ、大人肌と髪の「落とすケア」習慣と薄づきメイクのコツ

  • 2026.9.28

ヘアメイク職人・化け子さんに学ぶ、大人肌と髪の「落とすケア」習慣と薄づきメイクのコツ

人をきれいにするだけでなく、ご自身の魅力も年々アップデートされているヘアメイク職人・化け子さん。大人女性の美しさを引き立てる要である“笑顔”が自然とあふれる体と心のバランスを保つ秘訣から、ご自身でこっそり実践している美容方法まで教えていただきました。

PROFILE
化け子
ばけこ⚫ 1966 年、岡山県生まれ。本名・岸順子。芸能界で37 年以上現役ヘア&メイクとして活躍する一方、登録者44万人超のYouTube チャンネル「ヘアメイク職人化け子の駆け込み寺」で、大人女性の笑顔を引き出すメイクを伝授。NHK「あさイチ」でも、そのシミ隠し技術が話題に。

Hair and Make-up【 ヘア&メイク編 】

きちんと落として観察する。年齢サインは敵ではなくつき合っていく相棒です

美容を伝えるプロとして一番大事にしているのは“落とす”ことです。私からすれば、きれいに施したメイクも、時間がたてばただの汚れ。なので、メイクをした日も、日焼け止めだけ塗った日も、夜は丁寧にクレンジングをして肌をリセットしています。瞑想で心の機微を察知するように、落としたあとに観察して肌の変化をキャッチする。そうすると、適切なケアにつなげることができて、年齢を重ねた肌とも上手につき合っていくことができると思います。

生えてくる髪に影響するから頭皮環境にこだわってヘア活

頭皮より外に出ている髪は、自己修復する力のない死んだ細胞。なので、これから生えてくる髪に影響する頭皮環境を整えることに注力しています。毎晩のヘアケアでは、汚れをしっかり落とすことはもちろん、ブラッシングで頭皮の血行促進、余分なものを蓄積させないために時間をかけてしっかりシャンプーをすすぐことを徹底!

アミノ酸系のノンシリコンシャンプー
朝は角質ケアがメイン。洗顔は引き算も必要

夜にクレンジングと泡洗顔でしっかり“落とす”ケアをしているので、朝は肌への負担軽減のため洗顔料は使いません。その代わり、ふきとり化粧水でのケアをスキンケアの最初に。余分な角質や皮脂をやさしくオフでき、その後のスキンケアのなじみがよくなります。

How to care

頬全体を覆うくらいの大判サイズのコットンを1枚用意し、ふきとり化粧水をたっぷり染み込ませる。水分を含んだコットンは、2枚に裂く。

❶使うのは無印良品の「ふき取り化粧水」。刺激の少ないアルコールフリーな点が、大人の肌におすすめ。

❷① のコットンを両頬に貼りつけ、約30秒おく。コットンの端をつまみ、ゆっくり外側に引き抜く。この方法で摩擦をおさえながら角質をオフ。

❸皮脂やゴワつきが出やすい鼻まわりやおでこ、あごまわりは、残りのコットンを指に挟んで肌表面を軽くすべらせるようにやさしくふきとり。

清潔感が如実に出るからブラッシングは怠らない

出かける予定がない日も、朝は丁寧にブラッシング。ノーメイクでも髪がきれいなら、気分上々。ブラッシングでキューティクルを整えることは、髪のツヤ感アップだけでなく、日焼けダメージ軽減や、頭皮の血行促進にもつながる。一石二鳥以上の効果があるので、欠かせません。

頭皮に心地いい刺激を与えるブラシ

朝と夜の入浴前に使っている、エス・ハート・エス「スカルプブラシ ワールドプレミアム ショート」。頭頂部に向かって引き上げるようにブラッシングすると、頭皮の血行が促され、顔がすっきりして見えます。

肝斑は青みピンクでカムフラ

ぼんやり浮き出てくる肝斑は、完全に隠すよりも、その存在を曖昧にするアプローチのほうが得策。ファンデーションを薄く塗ったあとに青みピンクのチークをなじませると、肝斑と肌の境界がわかりにくくなり、時間がたっても目立ってこないので一日気にせず過ごせるはず。

肝斑隠しには青みピンク×ツヤが効く

最近のおすすめチークはこの3つ。青みがかったピンク、かつツヤのある質感のクリームかリキッドタイプのチークが、色白さんに多い肝斑の存在をごまかすのにちょうどいい。

〈上から時計回りに〉イミニ「リペアリキッドチーク」、アムリターラ「ダマスクローズ チーク [クリーミー] CC1」、ブリリアージュ「カモフラージュ コンシーラーチーク 01」。

しぼんだ頬はチークでふっくらハッピー感を演出

年齢とともにたるんできた頬に対して、チークはあえて高めの位置に入れることでリフトアップ効果を狙います。ふっくら見せたい場所=頬骨の上のお肉がそげた部分を中心に、大きめのブラシでふわっとオン。肌のくすみ感も払拭でき、笑顔が美しく映える顔立ちをメイクで後押し。

ベースメイクに人さし指は使わない。力が入りすぎるから

肌は絹豆腐だと思って、こすらず、叩かず、とにかくやさしいタッチで。それが、薄塗りのきれいなベースメイク作りと、たるみやシワの予防をかなえるポイントです。一番力の入りにくい薬指を軸に、中指をそっと添えて、指の腹を置くようにファンデなどを塗布しています。

ツールに頼るのも選択肢のひとつ

ベースメイクを指塗りするときの、力の入れ方や動かし方のさじ加減が難しいときは、専用ツールを取り入れると楽になります。先端をフラットにカットしたファンデーションブラシは、筋っぽさや厚塗り感なく塗れるお助け役に最適です。

化け子さんが開発した「KISHIファンデーションブラシ」は、斜めのラインで平らにカットされており、立体的な顔にもフィットしやすい形状が特徴。ファンデーションを薄くきれいに塗る、シミ隠しのコンシーラーをぼかすなど、美肌づくりをレベルアップさせる名品です。

アイメイクをしない日もマスカラはつける

あれこれ重ねることが老け見えにつながるため、基本的にメイクは引き算を意識するのですが、マスカラだけはしっかり重ね塗り。そうすると、まぶたも上がるし、顔がシャキッとします。目元が映えると、そっちに視線が行くから頬のシミも気にならなくなるという利点もあり。

眉マスカラでトレンドを取り入れてメイクを楽しむ

髪色がかなり明るめな私は、眉の色が顔の印象に与える影響が大きいため、眉マスカラが必須。最近は、若い子の髪色などに合わせて色のバリエーションがとても豊富なので、いろいろと試して、眉からトレンドを取り入れた今風なおしゃれを楽しんでいます。

撮影/池田博美 取材・文/政年美代子

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