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「情報漏洩を防ぐため」銀行口座3つのパスワードを変えた40代女性→数日後、ログイン時に表示された“メッセージ”に「そんな…」

  • 2026.10.29
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

みなさま、こんにちは。元銀行員の金融ライター・池田です。

これまで、インターネットサイトやアプリにスムーズにログインするため、同じパスワードを使いまわしていた人も少なくないでしょう。しかし、情報漏洩対策の必要性が高まっている今、“パスワードの使い回しを避けること”が求められています。

今回は、情報漏洩を防ぐためにパスワードの変更を行ったものの、想定外の事態に苦しむこととなった女性の事例を紹介します。

「情報漏洩防止のため」ネット銀行のパスワードを変更した女性

40代の女性・Aさん(仮名)は、ネット銀行・地方銀行2行の3つの銀行口座をスマホで管理していました。

銀行関連のサイトやアプリには、すべて共通のパスワードを設定。生体認証や、パスワード管理アプリの自動入力機能を利用してログインしていたそうです。

しかし、不正アクセスや情報漏洩の拡大に伴い、“パスワードの使い回しは危険”という情報を目にする機会が増えていきます。

「もしパスワードが流出したら、3つの口座をすべて悪用されてしまうかも」

怖くなったAさんは、それぞれの口座で異なるパスワードを設定するため、予測が難しいランダムの文字列を3つ作成。

「数字・英字・記号を混ぜて、長めのパスワードを作りました。普段は生体認証や自動入力機能でログインしているので、パスワードを覚えておく必要もありませんし、複雑であるほどよいだろうと思って」

無事にパスワードの変更手続きを完了させ、ホッとしていたといいます。

数日後、ネット銀行にログインしようとすると…

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

数日後、振込確認のためにネット銀行にログインしようとしたAさん。

「いつも通り生体認証でログインできる」と思っていたら、パスワードを変更したことで、一時的に生体認証機能がオフになっていました。

パスワードの入力を求められ、自動入力機能で入力したところ、“パスワードが正しくない”というメッセージの表示が。

「なんで?新しいパスワードに更新されてるはずなのに…」

パスワード管理アプリを調べると、ネット銀行のログインパスワードは、変更前のままでした。

「そんな…パスワードを変えたら勝手に更新されるんじゃないの?」

他の2行のネットバンキングにもログインしてみたところ、1行は生体認証で問題なくログインできたものの、もう1行は同じくログインできない状態に。

「ランダムの文字列を設定したので、自分でもパスワードが分からないんです。パスワードを忘れた場合の手続きを調べて、もう一度設定し直そうと思います」

Aさんは肩を落としていました。

パスワード変更時は必ず“メモ”を

Aさんのように、生体認証やパスワードの自動入力機能を使ったログインが習慣となっている場合、パスワードの変更時は注意が必要です。

特にパスワード管理アプリでは、新たなパスワードを入力した時点で“変更後のパスワードを保存しますか?”といった案内が表示されるケースもある一方で、状況によっては情報が自動更新されない場合も。

「勝手に更新されるだろう」と思い込んでいると、ログインできなくなってしまう可能性もあります。

パスワード管理アプリの情報が更新されていない場合、アプリ内からご自身で新たなパスワードに変更できます。

変更後のパスワードは一時的にメモに残し、通常通りログインできることを確かめておきましょう。


監修・執筆:元銀行員・ikebu

元銀行員の金融・法律ライター。一種外務員資格(証券外務員一種)、行政書士資格を保有。大学では法学部・法律学科に在籍し、卒業後は地方銀行に入行。個人リテール業務において、投資信託・生命保険商品の販売を中心とする資産運用のサポートのほか、住宅ローンや相続などの幅広い業務に携わる。法人営業では、事業性融資や法人向けの運用商品販売を担当。現在は金融・法律ジャンルを中心にライターとして活動。銀行員時代の経験や保有資格を活かし、専門的な内容を分かりやすく丁寧に解説することを得意とする。

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