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「支払いを済ませるため」ATMで振り込みしようとした60代男性→画面に表示された“突然のメッセージ”に「一体どういうこと…」

  • 2026.10.28
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

みなさま、こんにちは。元銀行員の金融ライター・池田です。

銀行で振込をする際は、伝票記入の手間を省くため、ATMを利用する人も多いのではないでしょうか。

しかし、ATMからのキャッシュカード振込には、“ある注意点”があります。

今回は、ATMからの振込を試みたものの、思わぬ事態に直面することとなった男性の事例を紹介します。

「ネットショッピングの振込のため」ATMを訪れた男性

60代の男性・Aさん(仮名)は、ネットで購入した掃除機の代金支払いを済ませるため、ATMを訪れました。

普通預金から振込するため“キャッシュカード振込”を選択し、カードを挿入したAさん。

しかし、画面には“このカードはお取り扱いできません”というメッセージが表示されました。

「数日前にATMで問題なく出金したばかりだし、残高も十分なのに…操作を間違えたかな?」

もう一度やり直したところ、またも同じメッセージの表示が。

「一体どういうこと…なんで振り込みできないんだろう…?」

不安に思ったAさんは、窓口へと向かいました。

窓口で告げられた事実に「そうだったのか…」

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

窓口へ向かい、行員に事情を話すAさん。

すると、以下のような説明がありました。

「当行では、65歳以上のお客さまを対象に、一定期間ATMでのキャッシュカード振込を行っていない口座がある場合、自動的にキャッシュカード振込ができなくなるよう設定させていただいております」

「そうなんですか!?確かに、これまでキャッシュカード振込はしたことがなかったです…」

「振り込め詐欺防止のための利用制限ですので、ご理解いただけますと幸いです。キャッシュカード振込をご希望の場合、窓口で手続きしていただければ制限を解除できますよ」

話を聞いたAさんは、制限を解除せず、振込依頼書を記入して窓口で振り込むことにしたそうです。

「この日はキャッシュカード振込が初めてだったので、うまくできなかったときのために印鑑も持参していたんです。『制限を解除したほうが便利かな』とも考えましたが、滅多に使うこともないので、このままにしておくことにしました」

そう話されていました。

“高齢者の振込”は銀行ごとの規定を確認

昨今では、高齢者を狙った振り込め詐欺・還付金詐欺などの被害が多発しています。

被害の拡大防止に向け、各取引に制限をかけている金融機関も少なくありません。

ただし、制限の内容や条件は金融機関ごとに異なるため、まずは取引銀行の規定をチェックしてみてください。

今回のように、窓口での手続きにより、制限を解除できるケースもあります。

特にATMからの振込は制限されやすい取引であるため、いざというときに慌てないよう、日頃から利用条件を確認しておくとよいでしょう。


監修・執筆:元銀行員・ikebu

元銀行員の金融・法律ライター。一種外務員資格(証券外務員一種)、行政書士資格を保有。大学では法学部・法律学科に在籍し、卒業後は地方銀行に入行。個人リテール業務において、投資信託・生命保険商品の販売を中心とする資産運用のサポートのほか、住宅ローンや相続などの幅広い業務に携わる。法人営業では、事業性融資や法人向けの運用商品販売を担当。現在は金融・法律ジャンルを中心にライターとして活動。銀行員時代の経験や保有資格を活かし、専門的な内容を分かりやすく丁寧に解説することを得意とする。

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