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公立中に進学する息子→「学費の心配もなさそう」ホッとするが…入学後、40代母を待っていた“厳しい現実”に「正直驚きました」

  • 2026.10.15
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

みなさま、こんにちは。元銀行員の金融ライター・池田です。

子どもが公立中学に進学する人は、「高額な学費がかからないから安心」とホッとしている人も多いのではないでしょうか。

しかし、近年では部活動事情にも変化があります。

「部費は高くても毎月数千円で済むはず」と思っていると、思わぬ誤算を招く可能性も。

今回は、公立中学の教育費として『学費+部活動費』で年間24万円を想定していたものの、60万円の大誤算に襲われた夫婦の事例を紹介します。

「教育費の心配はない」息子が公立中学に進学する夫婦

40代の女性・Aさん(仮名)は、小学4年生の息子を持つ母親です。

息子は1年生の頃からサッカー少年団に加入しており、中学でもサッカー部に入部することを決めていました。

また、周りには私立中学に進学する友だちもいましたが、Aさん夫婦の息子は地元の公立中学への進学を希望していたそうです。

Aさんが調べたところ、進学予定の公立中学の学費は年間約19万円。

部費を考えても、年間24万円程度で足りる計算でした。

「わたしたち夫婦としても特に私立中学への進学は考えておらず、息子も同じ思いだったのでよかったです。地元の公立中学なら学費の心配もなさそうですし、内心ホッとしていました」

しかしその後、Aさんは厳しい現実に直面することになります。

進学先の公立中学に“サッカー部がない”現実…

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

Aさん夫婦の息子が5年生になる頃、進学予定の公立中学では、サッカー部が廃部となることが決まりました。

「部活動廃止や地域移行の取り組みが進んでいることは知っていましたが、まさかこのタイミングでサッカー部がなくなるなんて…。近隣中学のサッカー部に受け入れてもらえるという話もあるそうですが、そこは部員が少なく、満足に活動できていないみたいです」

Aさん夫婦は「中学でもこれまで通りサッカーを頑張りたい」という息子の意向を尊重し、中学3年間はクラブチームで活動できるようリサーチすることに。

いくつかのクラブチームを見学して親子で相談した結果、6年生の夏には無事に加入するチームが決定しました。

入会案内とともに、費用を確認したAさん。

  • 年会費:1万円
  • 月謝:1万円×12か月
  • ウェア・カバン:9万円
  • 秋冬用ウェア:6万円
  • 交通費:年間約12万円
  • 遠征・合宿費:年間約20万円

上記の合計約60万円に加え、スパイクの購入費用などもかかります。

「“部活動の代わりに”と考えるにはあまりにも費用負担が大きく、正直驚きました。教育費の心配はないと思っていましたが、クラブチームに所属するとこんなにもお金がかかるんですね…。『部活動』という選択肢を当たり前に考えていたのが間違いでした」

そう話されていました。

公立中学の『部活動』は当たり前じゃない時代に

近年では、教員の負担軽減や、少子化による部員不足への対策などを主な目的として、部活動の地域移行が進んでいます。

その影響により、「休日も満足に活動してスポーツを楽しみたい」という場合には、クラブチームなどの学校外の団体に所属する以外に選択肢がないケースもあります。

一般的に、クラブチームにかかる費用は、部活動の費用よりも高額です。部活動への加入を前提として教育費を計算していると、想定外の費用負担が家計を圧迫する可能性も。

まずは進学予定の公立中学校の部活動について、事前に活動状況を把握しておくことが大切です。

また、民間クラブへの加入が視野に入る場合は、早めに年間の費用を確認できるとよいでしょう。


監修・執筆:元銀行員・ikebu

元銀行員の金融・法律ライター。一種外務員資格(証券外務員一種)、行政書士資格を保有。大学では法学部・法律学科に在籍し、卒業後は地方銀行に入行。個人リテール業務において、投資信託・生命保険商品の販売を中心とする資産運用のサポートのほか、住宅ローンや相続などの幅広い業務に携わる。法人営業では、事業性融資や法人向けの運用商品販売を担当。現在は金融・法律ジャンルを中心にライターとして活動。銀行員時代の経験や保有資格を活かし、専門的な内容を分かりやすく丁寧に解説することを得意とする。

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